風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

スティッキオ(フィッシュハーブ、フェンネル)の塩麹漬けを・・

スティッキオの塩麹漬け。

 

腸活ミニ野菜で届いたスティッキオはフェンネルの仲間らしい。確かに香りもスーっとフェンネルの香りがする。

フェンネルというのは魚に添えられるハーブだが、種子はディルなどと一緒にピクルスの漬け込み液に使われたりする。

若い頃、株元の肥大するフローレンスフェンネルを一株栽培していて、それで炊き込みご飯を作ったこともある。

しかし、このスティッキオは肉質がフローレンスフェンネルのように柔らかくはなかった。それで、塩麹でしっかり丸一日漬けて、細くスライスしスモークサーモンと合わせることにした。セロリの茎などのように小口に切ってスープの浮き実にしても良いかも知れない。

 

 

スティッキオのサーモンマリネ。

 

 

一つ注意をしておきたいのが、妊娠中は摂り過ぎない方が良いということだ。

 

「NARDケモタイプ精油事典」では、フェンネル(Foeniculum vulgare)精油禁忌事項として以下のように記されている。

 

妊産婦には使用しない。ホルモン依存型癌疾患、乳腺症などには使用しない。
(trans-アネトールにエストロゲン様作用があるため。)

長期間、継続的に使用しない。肝臓組織に変色を起こす危険がある。
(trans-アネトールやフェンコンを含むため。)

乳幼児、妊産婦、授乳中の女性、てんかん患者には使用しない。
(ケトン類に神経毒性があるため。また子宮の筋肉収縮作用もあり投与量が多いと流産の危険性もあるため。)

 

また、注意事項としては、

 

用法用量を守って使用する。多量に使用すると極度の鎮静作用を起こし、血圧低下や呼吸困難、神経麻痺状態となる可能性もあるため。
(trans-アネトールを多く含むため。)

 

と記されている。

 

もちろん、これは蒸留で濃縮された精油についての記載であるが、頭の隅においておくのが良いと思う。

 

有用なものは、毒性も高いと言える。

 

 

稲村真耶さんの「呉須染鳥文桔梗皿」に盛り付けて。