風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

『聴く』8月号


〈 私を支えてくれた讃美歌 〉                    ○○ ○○

好きな讃美歌について長老に書いて頂いた。
讃美歌525番の歌詞の後に、年表のように、歩んでこられた人生を書き記してくださった。第二次大戦前後に両親と兄弟を亡くし、たった一人で祖国日本に帰って来た、と。

そうして、

最後に、2018年「90歳になりました。」と記し、「今日まで、教会を離れることなく神さまの御言葉を聞きつつ、御旨に従いつつ、教会生活を続けてきました。」に続けて、以下の言葉で締めくくっておられる。

最後の言葉を拝見して、詩編の詩人のこの言葉詩編119:64)を思い浮かべた。

苦しい経験をしてこられた人が、このように、神の恵みと導きを証しする。
信仰というのは本当に不思議なものだと思う。

「神様はどんな時にも私に身にあまる恵みを与えて下さいました。」



イラストは、いわさきちひろ=絵、松本猛=編『ちひろへの手紙』(講談社文庫)からコピーして使わせて頂いた。