風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

茨城県在住の人々の尿からもセシウムが!(第38回全国公害被害者総行動デーの動画より)

20130606 〜第38回全国公害被害者総行動デー [東京電力・政府合同交渉]

動画中頃以降:茨城県在住の方の尿からセシウムが検出されたことについて。

体の中に入っているのが嫌だって言ってるんです!東電は認めました、「うちの会社から出たんだろう」って。回収してくださいよ!茨城県在住の女性)
平成23年10月検査。
問題ない。(政府)
なんで問題ないって言えるんですか!茨城県在住の女性)
放射能福島県で止まるわけないって言ってるでしょう!・・私らは福島県人としてほんとに腹が立つ。(福島県在住の男性)
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放射性被害の問題については「問題ない」というような発言がありましたけど、・・、将来に渡る部分がまだ解明されてないんじゃないですか?チェルノブイリでも20年後、30年後に問題が出ている。・・。問題ないという根拠を示していただきたい。(総行動デー実行委員会責任者)

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 ↓
http://d.hatena.ne.jp/myrtus77/20130617/p1

放射能の問題は本当に大きな問題だと思う。私達は福島県内、県外で対立してはいけないと思う。しかし、政府や東電のあり方はこの対立を生み出す。福島県内、県外の対立だけではない。福島県内においても避難区域と避難区域外で下手をすれば対立が生まれかねない。
しかし、この動画の中でも語られているように、放射能福島県内に留まってくれるものではないのだ。平成24年の春に関西圏のお茶からも高い放射性物質が検出されている。奥野修司=著『放射能に抗うー福島の農業再生に懸ける男たち』(講談社文庫)には、柿やお茶はタンニンを多く含むためセシウムとくっつきやすい、と書かれている。こういったことを考えれば、放射能検査をしていない関西圏の庭になっている果実やお茶も全く安全だとは言い切れないのである。
私達は原子力発電をストップさせたいと思えば、関西、関東、東北に限らず広く手を繫がなくてはならないと思う。