2012-10-24 餓死したる牛らの 短歌らしきもの 10月22日の毎日歌壇に郡山市の橋本英之さんの短歌が載っていた。餓死したる牛らの哀れ牛小屋の柱どれにもかじられし跡 橋本英之 米川千嘉子さんの選で、「原発事故による避難で置き去りになった牛。飢えて柱まで食べようとしたのだ。報道されない生々しい具体がある」と評がなされてあった。私の作る歌は、やはり観念的過ぎる、と思った。 それでも、もう一度載せようと思う。 どんな思いでこの牛達を置いてきたか、牛飼い達のことを思って・・。眼黒々一頭の牛立ちてをり牛飼う人の時の静寂に