風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

餓死したる牛らの

10月22日の毎日歌壇に郡山市の橋本英之さんの短歌が載っていた。

餓死したる牛らの哀れ牛小屋の柱どれにもかじられし跡 橋本英之
米川千嘉子さんの選で、原発事故による避難で置き去りになった牛。飢えて柱まで食べようとしたのだ。報道されない生々しい具体がある」と評がなされてあった。

私の作る歌は、やはり観念的過ぎる、と思った。
それでも、もう一度載せようと思う。
どんな思いでこの牛達を置いてきたか、牛飼い達のことを思って・・。

眼黒々一頭の牛立ちてをり牛飼う人の時の静寂に