風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

古いかなしみに陽の当たる真昼を何と名付けよう(梶浦由記=作詞『真昼』より)


古いかなしみに陽の当たる
真昼を何と名付けよう

(略)

遠い夏の物語のように
白い舟の影の中で遊ぶ
水しぶき空へ投げて
笑うだけの

梶浦由記=作詞『真昼』より抜粋引用)

こんな歌詞の入ったKalafinaの「真昼」を口ずさんでいた。
ところが急に涼しくなった日、この歌はすっかり頭から消えて、こんな歌が頭の中を巡った。

明日歌う
うたはきっと
冬の陽ざしの中で
きらきらと風をまとい
君の胸に届くだろう

(略)

涙が誘う夜も
静かな
鈴の音が呼ぶ方へ
迷わず行けたら
木枯らしを超えた頃
また会えるから
一緒に遊ぼう
笑って

梶浦由記=作詞『やさしいうた』より抜粋引用)

それがまた、昨日から蒸し暑くなって、口ずさむのが『真昼』に戻った。

陽水も天才だと思うけど、梶浦由記さんって天才だと思う。