これはそう、探しまわった野の夏のくさのかおりに掛けたぼうし
12月24日の『一首鑑賞 日々のクオリア』(https://sunagoya.com/tanka/?p=19747)で平岡直子さんが引用された塚本邦雄の「ゆきたくて誰もゆけない夏の野のソーダ・ファウンテンにあるレダの靴」を読んで、「夏の野の」を「野の夏の」にどうしてもひっくり返したくなった。それで、こんな短歌擬きを作った。
ところで、この「レダの靴」の歌の「夏の野」、やっぱりここに行けるのは、白鳥に姿を変えたゼウスくらいということかな?
そよ風のなかにも草のかおりして
これは、中二の国語の授業で初めて作った俳句擬き
「痺れるように美しいセンテンスが並んでいる。」ーこんな風に書かれると、歌集読みたくなる。 https://t.co/Ij7VMvWZ3z
— 猫祐物語 (@syodainekosuke) 2018年12月27日
一年間、鑑賞文を拝見してきて、この方はどんな短歌を作られるんだろうと思っているところにこのご紹介。紹介文がまたとても良いので、ますます興味を惹かれる。染野さんのご紹介のように、優しくてちょっと淋しい(?)歌を作られる方だったんだなぁ、と思わされた。 https://t.co/vPuzsUqUhF
— 猫祐物語 (@syodainekosuke) 2018年12月31日