風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

熱中症と放射性物質による汚染との関係は・・?


● 国会周辺にデモ7万人…「打倒安倍政権」の声がさらに拡大  ドンドン増える「犯罪政府」打倒!(へんてこさんのコメントより)(「犯罪政府」確かに!ミルトス

● 『東芝の原発事業』と『ネットはバカの増幅装置』(笑)。それに安倍政権NO! ☆ 0724首相官邸包囲:参加者7万人!
ということで、国会前へ
今日は再稼働反対の官邸前抗議はお休み。安保法案反対も再稼働反対もみんなで『安倍政権NO! 首相官邸包囲』(抜粋引用)
私の方は、いつもと同じ「げんぱつ!はんたい」のプラカードを持って関電前へ。どうして関電前に行くのかというと、原発事故が起きるまで、原発に無関心だったから、だ。チェルノブイリの事故が起きた時、ちょうど故郷に原発が誘致されようとしているという話を耳にして「嫌だなぁ〜」と思った。その程度に無関心だった!だから地球温暖化なども疑いもせずに信じさせられてきたのだ。もう取り返しのつかないところに来ていると思う。廃炉にしたって万全とはいえない状態なのだ。けれど、いや、だからこそ、関電前に行こうと思う。これからはもう死ぬまで無関心ではいたくない。(ミルトス) 

しばらく前に「熱中症」について考えていて記事に纏めたのだが、熱中症の急増が原発事故による放射能汚染と関係しているのではないかと、今、考えている。

以下、引用。

 原発事故による内部被曝を防ぐため、テレビ番組や新聞記事で以下のような話を一度は見聞きしたことがあるでしょう。
セシウムを体内に蓄積させないためには、カリウムをとること」
ストロンチウムを体内に蓄積させないためには、カルシウムをとること」
 なぜ、このようなことがいえるのでしょうか。
 周期表では、セシウムカリウムと同じ列の2つ下、ストロンチウムはカルシウムの真下にあります。この「同じ列の上下の位置にある」という関係が、周期表を読み解く鍵でもあり、内部被曝を起こしやすい根本的な原因を示しています。
 カリウムは、神経や筋肉の細胞を働かせる、人体にとって不可欠な元素です。ですから人体は、積極的に体内に取り込もうとします。そのとき、最も外側の電子の数が同じセシウムを、カリウムだと間違って体内に取り込んでしまうのです。
 ただし、もともとカリウムを十分に取っていると、人体はこれ以上カリウムは必要ないと判断し、あまり積極的には吸収しなくなります。だから、セシウムについても、間違って吸収してしまう量が少なくなるのです。
 ストロンチウムの場合も、これとまったく同じです。やはり最も外側の電子の状態が上段にあるカルシウムと似ているので、カルシウムと勘違いして体内に取り込んでしまいます。だから、ストロンチウムの吸収を防ぐためには、普段からカルシウムをたっぷり取っておくことが不可欠だというわけです。
(中略)
カリウムは植物に幅広く含まれています。ジャガイモや緑黄色野菜にはとくに豊富に含まれており、こうした食材を食べることでカリウムも吸収され、筋肉や神経など全身の細胞に届けられるわけです。
 ところが、間違って放射性セシウムが含まれたものを食べてしまうと、こちらもカリウムの輸送ルートに乗って、全身に届けられてしまいます。そして、体の内側から放射線をまき散らし、内部被曝を引き起こすわけです。(吉田たかよし=著『元素周期表で世界はすべて読み解ける』(光文社新書)より)

過去記事の『熱中症???』で、私は、汗をかくことで失われるミネラルはナトリウムだけでなくカリウムマグネシウムも失われている可能性があり、それらが損なわれることによって熱中症に陥る場合があるのではないか、と書いた。だから、塩化ナトリウムのみで作られた塩飴を舐めても回復しない場合があるのではないか、と。
けれど、ここにも大きな落とし穴がある。体内でのカリウムの働きを考える時、ナトリウムとの摂取比率がとても大事になってくるということなのだ。同じくカルシウムの働きを考える時にはマグネシウムとカルシウムとの摂取比率が大事になる。カルシウムばかり、カリウムばかり、そしてナトリウムばかり摂っても体は健全に機能しないのである。
カルシウムとマグネシウムの理想バランスは2対1〜3対1。ナトリウムとカリウムの理想バランスも2対1である。これが逆転すれば、またバランスが大きく崩れれば、心臓が停止する怖れがある。
元素周期表で、カリウムの上にはナトリウムがあり、カルシウムの上にはマグネシウムがおかれている。

以下、引用。

 健康のためにカリウムが必要なら、お手軽にサプリメントで取りたいと思った方も多いでしょう。しかし、カリウムだけは、単体のサプリメントとしては国内の大手のドラッグストアなどで販売されていません。なぜだか、わかりますか。
 カリウムサプリメントをつくるのは、実はものすごく簡単です。植物を燃やせば残った灰の中にカリウムがタップリ含まれているので、タダ同然の値段でつくることができます。ただし、そんなものは気軽には売れません。カリウムは健康の維持に不可欠であると同時に、取り過ぎると命にかかわる危険なものだからです。
 もちろん、病院にはカリウムの注射液があります。ただし、患者さんに投与するときは量が間違っていないか何度も何度も確認し、ものすごく慎重に注射します。カリウムを取り過ぎると、健康な人であっても心臓が停止し死亡するからです。(吉田たかよし=著『元素周期表で世界はすべて読み解ける』(光文社新書)より)

さらに、こういったところに、放射性物質による汚染が絡まって、事態を難しくさせていると思われる。放射線の影響が、急性心不全の急増や、夏には熱中症の急増を引き起こしているのではないかと考える。
塩を厳選して使うことが重要になってくる、と思う。天然塩は、ナトリウム、カリウムマグネシウム、カルシウムといった元素そのものが含まれているので、サプリメントと同じような働きをするものと思われる。だからこそ、成分内容を見極めて使い分ける必要があると思う。

精製塩には高度経済成長時代の問題が多く含まれているようだ。塩については、別の記事で「塩考」として再度書きたいと思う。

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ロロンかぼちゃとささげの豆のスープ

 …。たとえば、場所によっては、危険な放射能を出す岩石があった。すべての生命のエネルギー源である太陽光線にも、短波放射線がひそんでいて、生命をきずつけたのだった。時をかけてーそれも何年とかいう短い時間ではなく何千年という時をかけて、生命は環境に適合し、そこに生命と環境の均衡ができてきた。時こそ、欠くことのできない構成要素なのだ。それなのに、私たちの生きる現代からは、時そのものが消えうせてしまった。
 めまぐるしく移りかわる、いままで見たこともないような場面ーそれは、思慮深くゆっくりと歩む自然とは縁もゆかりもない。自分のことしか考えないで、がむしゃらに先をいそぐ人間のせいなのだ。放射線といっても、岩石から出る放射線でもなければ、またこの地上に生命が芽生えるまえに存在していた太陽の紫外線ー宇宙線の砲撃でもなく、人間が原子をいじってつくり出す放射能なのだ。
 …。いまや人間は実験室のなかで数々の合成物をつくり出す。自然とは縁もゆかりもない、人工的な合成物に、生命は適合しなければならない。(レイチェル・カーソン=著『沈黙の春』より)