ふれる、さする
山口創=著『皮膚感覚の不思議』(講談社) 小保方さんの『あの日』(講談社)に書かれていた「表皮は外胚葉系の細胞であり、真皮を構成する線維芽細胞は中胚葉系に由来する細胞で、…」(小保方晴子=著『あの日』)という部分を読んで、「そうだった、そう…
随分前に、「ふれる、さする」というカテゴリーを作って記事を一つしか書いていなかった。このカテゴリーには、Ayres の『子どもの発達と感覚統合』からの引用を掲載して紹介するつもりでいたのだった。 治療手段としての豊かな環境 前庭刺激と未熟児 子宮は…
平出衛=作『いたいの いたいの とんでけ』(福音館書店) 娘が小さい頃、おじいちゃんに痛いところに手を置いてもらって「ちちんぷいぷい、こがねさらさら、○○ちゃんの痛いところ、遠い山にとんでいけ〜」と、おまじないをしてもらっていました。エアーズと…
テンプル・グランディン著『自閉症の才能開発』(学習研究社)、この本は、高機能の自閉症者であるテンプルさんご本人が書かれた書物で、自閉症について論じた書物の中で最も画期的なものであると私は思う。この本の巻頭にはこう書かれている。 「この本を母…