螢田てふ駅に降りたち一分の間(かん)にみたざる虹とあひたり今しばし死までの時間あるごとくこの世にあはれ花のさく駅 小中英之『翼鏡』 「虹」というと俳句では夏の季語となるようだが、この歌の虹は、「一分の間にみたざる」という言葉があるために「秋…
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