2011-06-18 赤翡翠(アカショウビン)の目 短歌らしきもの つややかな野苺摘みて乗せやらむ未だ生まれぬ子のてのひらに 利かん気の赤翡翠の如き目をわがまぼろしの少年は持つ 生まれないまま天へと召されていった子どもがいる。 「お姉さんになる!」と張り切っていた当時5才の娘が、「生まれてくるのは、ぜったいに弟だよ」と言っていたので、今でも、あの子は男の子だったと信じている。[