風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

レントに・・マルコによる福音書14章1節〜9節

エスがベタニヤで、重い皮膚病の人シモンの家にいて、食卓についておられたとき、ひとりの女が、非常に高価で純粋なナルドの香油が入れてある石膏のつぼを持ってきて、それをこわし、香油をイエスの頭に注ぎかけた。すると、ある人々が憤って互に言った、「なんのために香油をこんなにむだにするのか。この香油を三百デナリ以上にでも売って、貧しい人たちに施すことができたのに」。そして女をきびしくとがめた。するとイエスは言われた、「するままにさせておきなさい。なぜ女を困らせるのか。わたしによい事をしてくれたのだ。貧しい人たちはいつもあなたがたと一緒にいるから、したいときにはいつでも、よい事をしてやれる。しかし、わたしはあなたがたといつも一緒にいるわけではない。この女はできる限りの事をしたのだ。すなわち、わたしのからだに油を注いで、あらかじめ葬りの用意をしてくれたのである。よく聞きなさい。全世界のどこででも、福音が宣べ伝えられる所では、この女のした事も記念として語られるであろう」。(マルコ福音書14:3~9)

 

 

  己が死の為の香油の壺割りし女ありとふイエスの時代

 

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香ばしき油もてつつみしのちに埋葬したりヘブルびとらは

葬りのための高価なナルド油はアラバスターの壺に詰めおく

ナルド薫る 根の力秘し地底より沸き出づるごとナルド薫る

地の底へ赴かむとするひと支ふ地の底ふかくただよひし香の

陰府にまで降り賜へば闇は失せ光溢るれ陰府とは何処(いづこ)

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