更に、イエスは言われた。「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」
イエスは、人々の聞く力に応じて、このように多くのたとえで御言葉を語られた。たとえを用いずに語ることはなかったが、御自分の弟子たちにはひそかにすべてを説明された。(マルコによる福音書4:30〜34)
イエス様は神の国を、神様の御業を、植物に喩えて語られる。植物を見ていると本当に不思議を思う。
今、庭に咲いているこの花は、一昨年、長老が苗を植えて下さったもの。昨年は花を咲かさず、冬には枯れてしまった。駄目になってしまったかなぁ?と思っていたら、今年になって新しい茎が出て、花を咲かせた。
祈り
父なる神様、あなたの御業が、小さな種から鳥が巣をかけるほどの大きな木を作られるような業であることを知ることができて感謝致します。
イエス様が、私たち一人一人の能力に応じて譬えを用いて語って下さったことを感謝します。
毎朝、庭に出て、咲いてくる花々を見ては、あなたの業の不思議さ、大きさを思い、神の国を思うことが出来ます。
イエス様の御名によって祈ります。アーメン。