風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2022-06-02から1日間の記事一覧

夏目漱石小品『文鳥』

引っ越しの荷物の中から夏目漱石の短編集を見つけ出して『文鳥』を読んだ。 ここには、自分への怒りが描かれている、と思った。 弄んで死なせてしまった自分への怒りが。 十月早稲田に移る。伽藍のような書斎にただ一人、片附けた顔を頬杖で支えていると、三…