風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

梅雨には雨がふさわしい

 

生きるのがいやになります生きてます雪に傘さすこともないまま・・

 

子どもの頃から人は皆いつか死ぬのだと考えては死を恐れていた。そのくせいつも死にたい死にたいと思い、それなのに死のうとしたことなど一度もなくて、死を予告する手紙を寄越した友人を大騒ぎする周囲と一緒になって思いとどまらせた。10年前の6月の良く晴れた朝には思いとどまらせることもできず教会員を死なせてしまった。生まれた娘のアトピー性皮膚炎をどうにかしようどうにかしようとしながらどうにもできず30年抱え持って未だに夕食は何を食べよう油を変えたのが悪かったと毎日毎日考え続けて・・。若い人たちはオンラインで集まって「祈り」について考えるんだとか。祈りっていうのは個人的な願いを祈っていいものなのかどうかって?祈ってばかりいても行動しなくてはダメじゃないかって?そんなものは本当には祈ったことのない者の言う台詞だ。あぁ、私はそのことに腹を立てていたんだな。それで4時過ぎに目が覚めたんだ。もうすぐ商品の搬入が始まってうるさくなるからその前にもう一度寝なくてはと思ったが、無駄だった。まともに熟睡したのって数えるくらいしかないんじゃない?そのくせ昼寝をしたりすると頭痛が酷くなる。私はもしやショートスリーパーか?子どもの頃からなかなか寝つけない子だった。眠れぬまま死のことを考えていた。しかしもう、なんだかんだ言ったところで、後20年、あるかないかだろう。

もうそろそろ雨が降ってくれるといいなぁ。梅雨には雨が相応しい。