風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

「生け花の美しさ」というようなものがあるとしたら・・

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シュウメイギク

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茎が長くて水上げが悪いようなので、

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短く切って、階段の踊り場に置くと、

蕾だったのが、

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開いた。

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少し短く切った状態で活けたもの。

 

 

生け花の美しさというようなものがあるとしたら、それはどういうものだろう?

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器との取り合わせや、敷物によって花が映えて美しいという場合もあるかもしれない。

生け花というからには、もちろん活けた形の美しさでしょう、と言われる方もいるだろう。

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これは、

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ただ、ゼリーの空き容器に突っ込んだだけ。

 

けれど私が思うに、生け花の美しさというのは、

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蕾の先まで、

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葉の先まで水が上がって活き活きとしているということだと思う。

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たとえ葉が茶色くなって枯れ始めていたとしても・・

枯れるというのは、生ききったということだ。しおれるのとは違う。

萎れるとは、まだ生きられるはずが生きられない状態になっているということだ。

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枯れ始めていても、美しい。

 

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萎れていたのに、生き返った秋明菊。キク科でなくてアネモネ科。可愛い。

 アネモネ科なんてないらしい。キンポウゲ科だってさ。キンポウゲ科アネモネ属。