高ヒスタミンの患者にビタミンCとナイアシンを投与しても、効果はなかった。しかしカルシウムを投与すると、ヒスタミンレベルが下がり、症状は改善した。(生田哲=著『心の病は食事で治す』)
これはどういうことかとずっと考えてきた。
統合失調症にはいくつかタイプがあるようだが、陽性反応と陰性反応で対極的に症状が出るのはドーパミンの過不足によるのだろう。
陰性反応を起こすドーパミン不足では、ドーパミンを造らなくてはならないだろう。これに関わる栄養素はいくつかあるが、その大元で必要なのがたんぱく質とカルシウムである。
そしてこのたんぱく質とカルシウムは、鬱と関連するセロトニンやギャバを造る大元でも必要とする栄養素である。ドーパミンが足りなくても鬱っぽくなるとも言われる。
統合失調症なのか鬱なのか見分けがつかないという場合に、こういった栄養素の過不足が考えられるのではないかと思う。
このことは、血圧を下げるために今、夫はカルシウム拮抗薬を飲んでいるのだが、カルシウム拮抗薬を飲むと鬱っぽくなるというところから考えた。
薬の不具合を食事で調整していかなければならないと考えている。
たとえば、
桜えびにはカルシウムが多い。カルシウムイオンの調整をするタウリンも多いのではないだろうか?牛豚合挽肉、玉ねぎ、ピーマン、小ネギ入り。
心不全で二度の入院をした夫の場合はやはりタウリンは欠かせない栄養素だと考えられる。
挽肉も入っているので、昼食向きの献立だと思う。