風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

ナイアシンの名誉を回復させておかなくっちゃ(アレルギーと心疾患に関連して)

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。

ナイアシンの摂りすぎで具合が悪くなったことをずっと書いてきたんだけど、ここでナイアシンの必要性について書いておかなくっちゃと思った。

ナイアシンhttp://ipidiw.co.jp/nutrition/niacin.html 
働き・効果:抗酸化作用・正常な細胞が癌化することを防ぐ・肌、粘膜、舌を健康に保つ・肌の新陳代謝の活性化・皮膚疾患の改善・花粉症、アトピーなどアレルギーの改善・尿酸の排泄を促進させる・虚血性心疾患、心筋梗塞脳梗塞予後の改善・甲状腺機能亢進症、喘息患者の症状の緩和・冠動脈疾患と脳卒中の発生率を下げる

 

摂取・吸収:大量のナイアシン摂取は亜鉛の吸収を抑制する

 

ナイアシンの摂取を避ける必要がある場合:消化性潰瘍・痛風・肝機能障害・GOT、GPT値が高い・ナイアシンのアレルギー・腎臓、肝臓病・妊婦、授乳期

 

不足・欠乏(症状):花粉症、アトピー皮膚炎、各種アレルギー反応、鼻炎・Ⅱ型糖尿病

 

過剰摂取・副作用:下痢、頭痛、吐き気、消化不良・顔が赤くなる、じんましん、皮膚のかゆみ、乾燥、上半身のほてり・代謝機能・消化機能・肝臓・胃腸に異常・血糖値が高くなる・肝毒性、消化性潰瘍

 

:「ナイアシンの摂取を避ける必要がある場合」と「過剰摂取・副作用」は全てを引用させて頂いたが、後は抜粋引用。)

この中で、「働き・効果」の中に記されている「尿酸の排泄を促進させる」と、「ナイアシンの摂取を避ける必要がある場合」の中に「痛風」が入れられているのが、相容れないような気がしてちょっと理解できていないのだが・・。

 

「摂取・吸収」のところに「大量のナイアシン摂取は亜鉛の吸収を抑制する」と記されていることに注目したい。

これは私は、大量のナイアシンと共に亜鉛が働かされて欠乏するということではないかと思うのだが、吸収を抑制するとしても、亜鉛が多すぎてアレルギー反応が暴走する場合にナイアシンを摂ることで改善させることが出来るのではないかと考えられる。

だから、ナイアシン不足で起こってくる症状の中に「花粉症、アトピー皮膚炎、各種アレルギー反応、鼻炎」が入ってくるのだ、と・・?

しかし一方で「過剰摂取・副作用」の中に「じんましん、皮膚のかゆみ、乾燥」と出て来る。これは、即時型アレルギーでヒスタミン過多の症状であると考えられる。

ナイアシンの過剰摂取は、即時型アレルギーには良くないと言えるだろう。が、亜鉛過多でT細胞が活性化される遅延型アレルギーの場合は、ナイアシンを摂ることで沈静化させられる可能性がある。

 

また、ナイアシン欠乏症状として「Ⅱ型糖尿病」が上げられているのだが、過剰摂取・副作用の中で「血糖値が高くなる」とも記されている。これも亜鉛ナイアシンの摂取量の割合として考えることが出来るのではないかと思う。

 

うっ血性の心不全に陥った夫の場合は、亜鉛不足でナイアシン過剰であったとやはり考えられる。だから、亜鉛ナイアシンの摂取量を適正にすれば、ナイアシンを摂取することは「虚血性心疾患」脳卒中の発生を下げる」ためには有効だと言えるだろう。