ふるさとに帰り来たりて空白を埋めるごと食ぶ さんま寿司食ぶ
うちの地方では、お正月にはおせちよりお寿司に力を入れて準備する。その中で欠かせないのがさんま寿司だ。南下して来て脂の落ちた秋刀魚を酢でしめて寿司にするのだ。今では年中スーパーで売っているが・・。
さんま等の背の青い魚にはビタミンB6が多く含有されている。B12は貝類に多いが、さんまと鯖には比較的多く含まれている。
B6、B6と考えて、B6の多いものばかり摂っていると、B6と一緒に働かされて今度はB12が不足してくる。ビタミンB6、B12、葉酸はホモシステインの代謝に共に働いているだろう。
イカやタコには劣るかも知れないが魚にはタウリンも含有されているようである。
ただ、ナイアシンやリジン、ヒスチジンが多いので食べすぎると体内ヒスタミン値を上げてアレルギー体質に傾けると思う。
おろした大根などはヒスタミンを分解するようだ。秋刀魚に大根おろしというのは昔の人の知恵なのだろう。