風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

亜鉛を摂りすぎると甲状腺機能が亢進する、そして代謝が促進して痩せていく、組織液が吹き出す


ここに関連した最新記事は以下
  ↓

meromeropy77.hatenablog.com
甲状腺ホルモンを機能させるために、セレンは最終的に必要だが、亜鉛は二段階で必要となる。
亜鉛よりもセレンの多い食材を摂り過ぎると、亜鉛甲状腺ホルモン合成に消費されて皮膚などの上皮組織を造れなくなるのではないかと思う。
亜鉛が多いとされる牡蠣に最も多く含有されるのはVB12で次がセレンである。
(略)
また、これらはリジンよりアルギニンが多い食材である。
皮膚の表皮を造るためにリジン、亜鉛、そしてナイアシンが必要だと思われる。


おまけ→https://meromeropy77.hatenablog.com/entry/2018/09/22/143633


● アトピーとの闘い'14−14(亜鉛と松果体とメラトニンと眠りと・・)
これを見て驚いたのは、甲状腺が刺激されて亢進すれば交感神経が優位になって眠れなくなるはずなのだが、それを刺激するのが眠りのために働くメラトニンであったからだ。
そこで、これらの情報を分析してみた。
それで解ったのは、亜鉛を過剰摂取することで、年齢と共に退化していくはずの松果体が強められてメラトニンが多量に分泌される。多量に分泌されたメラトニンはサイロキシンを刺激して甲状腺機能を一時的に亢進させる。甲状腺機能が亢進することで甲状腺ホルモン受容体を形成するために亜鉛がそこで消費される。こういったやり方でメラトニン亜鉛血中濃度を正常に保つ働きをしているということである。(抜粋)

2014年に上の記事をまとめたのだが、再検証を考えて、はてなの非公開ブログの方に除けていた。

今年、1月20日のブログで、「(副腎皮質ホルモンを造る)パントテン酸食品を摂ると良くない気がする」と娘が言ったのを受けて、中耳炎でステロイド剤を服用していた頃にグレープフルーツジュースを飲んでいたので、ステロイド剤が代謝されないで体内に残留しているせいではないかと考えた、と書いた。
おそらくその後、亜鉛不足かもしれないと考えたのと、亜鉛のものを取ると皮膚の色が白く戻ってくるということがあって、亜鉛のものを多く摂り始めたように思う。そうすると今度は、「眠れない」ということになった。そして痩せてきた。

どの時点で気づいたのかはっきり覚えていないのだが、亜鉛の食材を摂りすぎたために甲状腺機能が亢進していると思い至った。そこで、上の記事を非公開の方からこちらのブログに戻した。

しかしその後も、具体的な手だてが分からないまま次第に組織液が増え、昼食でクエン酸の多いハイビスカスティーを飲ませ、夕食で若布と梅干しのすまし汁を飲ませた翌日、娘は酷く衰弱してしまったのだった。
甲状腺が亢進してきているところに、(甲状腺ホルモンの材料である)ヨードの多いワカメを摂り、アルカリ性の強いハイビスカスティーや梅干し、そしてワカメ(も強アルカリ食品である)を摂ったために、食べても食べても痩せていくという状態に陥ったのだった。
この時は、本当に、娘を死なせてしまうのではないかと思った。

その後考えに考えて、先ずは電解質バランスを整えること、そして翌々日から、甲状腺の亢進を押さえ、代謝を押さえて体重を維持するために、亜鉛食材からナイアシン食材に転換した。この時は鶏むね肉などのナイアシン食材に助けられた。

しかし、ナイアシンのものを摂り続けると明らかに痒みを引き起こす。そのあたりから、今度は副腎皮質ホルモンが体内で造れなくなっているということに気づき、パントテン酸食材を朝食、昼食で摂るようにし始めた。


やはり今回、混迷を極めたのは、中耳炎になってステロイド剤を服用していた頃にグレープフルーツジュースを飲んでいて、薬が代謝されずに蓄積し、その後、体が副腎皮質ホルモンを造らなくなったということに気づくのが遅かったというのが理由として大きい。
副腎皮質ホルモンはステロイド剤等の薬で外からとり続けると、体は造らなくなる。副腎皮質ホルモンが体内で造られなくなった時点から、日焼けによって始まった皮膚症状が、顔と首から体全体に広がり始めた。
これは以前にアトピーで飲んでいたステロイド剤を止めた後の症状と同じである。あの時は、顔より足などの陽に当たることのない体の方に症状が出た。

そして以前にたてた仮説に自信が持てなくて非公開ブログに除けていたために、せっかく纏めていたにもかかわらず、見落としていた点があったということだ。亜鉛を摂りすぎると甲状腺機能が亢進し眠れなくなる。組織液も吹き出す。


もうそろそろ同じ過ちを繰り返さないで、元に戻したいものだ。