風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

死と隣り合ひ、となりあひつつ

    葬儀にて
薔薇に水注ぎし人の涙見ゆ注ぎし分だけ涙は流る


「apprivoise-moi!」 わたくしは口が裂けても言わない女


   掌に君の鼓動のせたる春の夢
(て)に鼓動のせたる春よ 季(とき)流れ手掌につかむ君の鼓動を


   
祝福は死と隣り合ひ新生も幸福もまたとなりあひつつ
                       愛は死のように


エスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」(ヨハネによる福音書3:3)



私自身の葬儀はしてもらわなくてもいいと思っているのだが、もしするなら、その時の讃美歌は、205番、342番、二編の136番「われ聞けりかなたには」を歌って貰いたいと思っている。
死後のことは誰にも解らない。宗教においては、聞かされた教理を信じる他はないのだと思う。

讃美歌二編ー136番

2 われ聞けり「かしこには
  争いもわずらいも
  あすの憂いもなし」と
  われはまもなく着かん
  「ハレルヤ」と うたいなば
  かなしみも幸とならん
  われは はや さ迷わじ
  神ともにいませば