葬儀にて
薔薇に水注ぎし人の涙見ゆ注ぎし分だけ涙は流る
「apprivoise-moi!」 わたくしは口が裂けても言わない女
掌に君の鼓動のせたる春の夢
掌(て)に鼓動のせたる春よ 季(とき)流れ手掌につかむ君の鼓動を
祝福は死と隣り合ひ新生も幸福もまたとなりあひつつ
愛は死のように
イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」(ヨハネによる福音書3:3)
私自身の葬儀はしてもらわなくてもいいと思っているのだが、もしするなら、その時の讃美歌は、205番、342番、二編の136番「われ聞けりかなたには」を歌って貰いたいと思っている。
死後のことは誰にも解らない。宗教においては、聞かされた教理を信じる他はないのだと思う。
讃美歌二編ー136番
2 われ聞けり「かしこには
争いもわずらいも
あすの憂いもなし」と
われはまもなく着かん
「ハレルヤ」と うたいなば
かなしみも幸とならん
われは はや さ迷わじ
神ともにいませば