風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

関節肥大と骨の奇形とアルギニンとリシン

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meromeropy77.hatenablog.com以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。

過剰症 関節肥大や骨の奇形をおこすことがある。(中村丁次=監修『栄養成分バイブル』「アルギニン」より抜粋)

娘に骨の異常が見つかって、また色々調べていた。本来空洞であるべき所に骨が形成されているというのだ。

体がアルカリに傾いて骨の形成に関わるアルカリホスファターゼばかりが働いて(ここ、間違い。アルカリホスファターゼはリン酸化合物を分解する酵素破骨細胞で酸性ホスファターゼが働けないのではないかと考えた。
アルカリホスファターゼが亜鉛含有酵素であることは解っていた。ミルクが体内をアルカリに傾けると同時に、アミノ酸の一種のアルギニンがアルカリに傾けるのではないかと思われた。それで、酸性ホスファターゼに関わる栄養素が解らないままアルギニンとリシンの含有比を考えて、リシンとナイアシンの多いものを食事に取り入れることにした。

ひと月ほどそういった食事を考えてやって来たのだが、そうすると、このところ私の右足の具合が悪い。

私の右足の踵は骨が鉤状に尖っているのだ。
これはもう十年以上前からこうなっていて、加齢による骨の変性だと言われていた。アスリートなどなら手術も考えられるそうだが通常はしないということで何もしないまま諦めていたのだが、この数年痛みを感じることはなかった。

札幌時代はこの踵の痛みに加えて、右足を庇うせいか左の膝も痛かったりした。その頃は夫の甲状腺の病気のために昆布などの海藻類を控えていたせいで尿酸結晶になっていたのではないかと考えていたのだが・・?

アルギニンの多いものを摂りすぎると骨の奇形となると考えて、「アルギニンの働きを阻害する」と記されているリシンを摂ることにしたのだが、やはりリシンは大元でアルギニンの働きを強化するのではないかと思える。

また、「骨を丈夫にするカルシウムの吸収も促進します」(https://allabout.co.jp/r_health/nutrition/nutrient/n-55/と書かれたサイトも見つかったので、やはりリシンを摂りすぎると骨形成に傾きすぎると考えられる。

 

明らかに痛み始めたのが、牛肉の筑前煮の残りにブリの照り焼きを加えた夕食を摂ったあたりからだった。牛肉もブリもアルギニンよりリシンの方が多く含まれているのだが、アルギニン自体も多い。そして牛肉には亜鉛が多い。アルギニン、リシン、亜鉛、そしてナイアシンが揃うことでアルカリホスファターゼ(酵素)が合成され、働いたということではないだろうか?

この牛肉と魚を合わせた献立は先週のことだったのだが、この組み合わせが良くなかったのではないかと考えて、昨夜は主なタンパク源を牛肉だけにしたところ、今朝は踵の痛みが治まっていた。

アルカリホスファターゼは体内がアルカリの状態でリン酸化合物(リン酸カルシウム等)を加水分解する亜鉛含有酵素だということである。この辺りが私にはまだすっきり理解出来ておらず矛盾するように思われるところなのだが、リシンやアルギニンが多く、加えて亜鉛の多いものを同時に摂るのはあまり良いように思えない気がする。

そういうことを考えていた時に再度目にしたのが以下のサイト記事であった。

亜鉛の供給ならびに受容の異常と症状発現 「生命と微量元素」講座

亜鉛供給の領域では、亜鉛の生理的量の異常が直接量依存的に亜鉛の生理機能の異常を誘発し症状発現に繋がる場合と、亜鉛の生理的量の異常が他元素のホメオスタシスや元素間バランス(相互作用)を攪乱して特定元素の蓄積を誘発し、その特定元素が間接的に症状を発現させる場合とがある。例えば、免疫系では亜鉛欠乏により胸腺リンパ球におけるカルシウムの過剰蓄積が見られ、脳神経系ではアルツハイマーの併発症状に関与の嗅覚や記憶において、嗅球におけるカルシウムの過剰蓄積や海馬における遷移元素(鉄や銅)の過剰蓄積が見られ、これら過剰蓄積によりアポトシスやネクロシスなどの細胞死が誘導される。(抜粋)

https://www.arakawa-yasuaki.com/course/zinc-symptoms-manifestation.html

亜鉛やカルシウム等、二価の陽イオンの吸収は互いを排斥し合うところがあって、調整が難しいと思われる。

亜鉛不足では引用したようなカルシウムの沈着が起こるようであるし、カルシウム不足ではビタミンB12の吸収がされず、私の場合は背骨や腰にかけて不具合が出るような気がする。自分の体の具合を見ながら食べるものを調整するしかないかなぁ、と考えているのだが・・? 

第951回 ビタミンB12の不足について「臨床栄養士のひとり言」

亜急性連合性脊髄変性症は、悪性貧血と同様、ビタミンB12の不足または欠乏によって起こる症状で、握力や背筋、足の筋力が突然低下し、まっすぐに歩くことができなくなり、全身を刺すような痛みが襲い、意識がモウロウとするような症状が現れる病気です。以前は1万人に1人くらいの発症率と言われてきましたが、この5年ほどでその発症率は増えているのが現状です。背景にあるのはビタミンB12の不足や欠乏によるもので、野菜しか食べない厳格な菜食主義者の中でも、胃酸の分泌が低下している人や、肉や魚を食べないダイエットをしてきた人、また胃酸の分泌が著しく低下している人、胃酸を止めてしまうような薬を不必要に飲む人では、亜急性連合性脊髄変性症が現れる可能性は少なくありません。(抜粋)

https://nutmed.exblog.jp/12306011/

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