風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

県知事選

 
 
新聞に写れる地区運動会さびれゆく町に笑顔数多

今朝、生ゴミの袋の底に新聞紙を敷こうとして、ちょっと待ったと思った。今度の日曜の県知事選候補者の声が載っていたからだ。
仁坂の声の所にはこう書かれていた。「県民の審判をいただいた上で、また知事として頑張っていきたい。国会議員県議市町村から応援してもらって、発展の条件がだいぶ整ってきた。高速道路をはじめとするネットワーク整備や少子高齢化対策などの制度ができてきた。統計局が来てくれたり、大学ができたりした。これをうまく使ってみんなで発展して、高みに駆け上がるんだと思っている」。
「発展の条件がだいぶ整ってきた」?。どこを見て言ってるんだ、と思う。私がこちらに帰って来てからの十年、寂れる一方のように思える。「発展して、高みに駆け上がる」というのは、北の一部分のことを言っているのではないか。
その証拠対立候補畑中正好氏の声によって顕れている。「4年前も立候補し、あらためて県政を変えたいという強い決意をもっている。今回はカジノ誘致をストップさせる最後のチャンスだ。百害あって一理もないカジノは、県民を不幸にし、地域経済を停滞させる」。
つまり仁坂はカジノを誘致して、関空の近辺だけを発展させようとしているということだ。仁坂は竹中平蔵の“お友達”だから竹中応援して貰ってカジノを誘致しようとしているのだろう。しかし、自分の懐具合の良くなることばかり考えているような人間応援を受けたら、県は確実に駄目になる。

稼ぎが多くても正義に反するよりは 僅かなもので恵みの業をする方が幸い。(箴言16:8)

畑中正好氏は、予測されている南海地震念頭に置いているのだろう、防災についても言及して、避難が難しい地域対策を優先し、老朽化した橋や学校の改修、整備を急ぐ」と語っている。

高速道路を造るより、こちらの方が大事だろう。高速道路を造りすぎると通過していく地域がますます寂れる。昔造った道の駅なども高速道路ができることによって、潰れてなくなったものもある。