風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

上の血圧と銅とフェニルアラニン、下の血圧とナイアシンとコリン

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。

このところの夫の状態について血圧との関連でちょっとメモっておこう。

ナイアシンとコリンを摂りすぎてアセチルコリンが造られすぎると、体は「酸素を消費する好気的代謝から、酸素消費を抑える嫌気的代謝へ」と「エネルギー産生様式を転換」(『心臓の力』)させる。

最初の入院の半年前は、タラコでナイアシンを摂り、鶏胸肉でナイアシンを摂り、焼き豚でナイアシンを摂り、その後喘息様の咳を止めようとして納豆を食べ続けたことでアセチルコリンが大量に産生されたために、夫の体は、酸素消費を抑える嫌気的代謝に傾いていた。

今年7月の入院前は前回ほど酷くはなかったが、やはりマグロのナイアシンや卵のコリンでアセチルコリンが増えていたと思われる。それで、退院後、酸素を使ったエネルギー生成が出来にくくなっていると考えて、甘いものを常備していた。

加えて、今回退院後は、礼拝説教で声が出にくいと言っていたので、やはりアセチルコリンによって気管が収縮されやすくなっていると思い、礼拝前は交感神経を働かせるようにと考えてフェニルアラニンの多い小豆を使った甘いものを摂らせていた。

納豆などの大豆製品の方がフェニルアラニンは高い。けれど、大豆にはコリンが多いため、アセチルコリンを産生して副交感神経優位に傾き、気管支を収縮させるだろう。

(大豆よりは少ないが)小豆には比較的銅も多い。交感神経伝達物質ノルアドレナリンは、フェニルアラニンを原料にしてビタミンB群の栄養素やビタミンC、銅が関わって生成される。肉類は、やはり、フェニルアラニンに限らずアミノ酸を多く含むが、銅が少ない。

私は、退院後、一袋に何個か入った黒糖まんじゅうを常備していた。しかし、これを食べていると、薬を飲んでいるにもかかわらず、上の血圧が徐々に高くなってきた。

同じあんこの物でも、大福などの餅菓子と、カステラ饅頭などの小麦を使った物では違う。フェニルアラニンの含有量は、串団子(あん)で220mg、(みたらし)で160mg、大福で280mg、どら焼で360mg、カステラ饅頭で380mgである。つまりこれは、小麦のフェニルアラニン量が米粉などに比べて多いということである。

黒糖まんじゅうは成分表に記載されていないのだが、黒糖自体に銅が多い。そして、ノルアドレナリンの生成に関わるビタミンB6が黒糖には多く含まれている。

私は、午前中や昼間などは交感神経を働かせて少しは血圧も上げる方が良いと考えている。そこで、その後は、血圧を上げても比較的緩やかなあんこの串団子などをたまに食べるようにした。夫は、元々、こういった甘い物が大好きなのだが・・。

 

ナイアシンを摂りすぎるとインスリンが造られ血中ナトリウム濃度を上げ、水分を引き込み、うっ血性の心不全を引き起こす。ここにコリンが加わってアセチルコリンが生成されると、副交感神経優位となり、心拍を遅くする。するとますます血液の排出が遅れてうっ血し、下の血圧が上がるだろう。

しかし、同じナイアシンが多い食材でもタウリンを含んだ魚介だと、心臓に溜まった血液の排出に働くのでそれほど酷いことにはならないのかも知れない(マグロはダメだけど、水銀が多いから)タウリンを含まずナイアシン含有が高い鶏胸肉、豚ロース肉などは要注意のように思える。

タウリン食材でも、銅の多い蛸(タコ)などは食べ続けると上の血圧を上げることになるかも知れない。

上の血圧は交感神経伝達物質ノルアドレナリンの放出によって上がる。ノルアドレナリンはストレスがかかった時に副腎皮質ホルモンを放出させるために出される伝達物質である。よって、ストレスが多いと上の血圧は上がるだろ。