風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

日本とはこういう国


● 九条は好きださりながら降りだせばそれぞれの傘ひらく寂しさ 中沢直人『極圏の光』(2009年・本阿弥書店)
歌の鑑賞は、できることなら作者の略歴や状況を前提に読みたくないと思う。…けれども、掲出の歌では、作者が憲法学者であるという知識があった方がいい。憲法のエキスパートの呟きである。法学という学問研究の場では抑えられているであろう、心の内側に巣食う「さびしさ」をいう。(文=今井恵子『一首鑑賞 日々のクオリア』より抜粋引用)

引用させて頂いた短歌に関する部分だけでなく、その前の憲法改正についての今井さんの見解にも肯かされた。上掲の短歌の部分をクリックして、どうぞ皆様リンク先で直接お読みください。(ミルトス)