風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

芳賀言太郎のエッセイ「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いたサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路1600km」第27回


● 『思考停止(除染詐欺+アジアの火薬庫)』、それに『0311反原発!国会前大集会+首相官邸前抗議』
と、いうことで、今週も官邸前+国会前の再稼働反対抗議へ。今週は金曜日ではなく3・11の土曜日に開催、今日は京都を始め全国で原発への抗議行動が行われているはずです。
今日の東京は昼間は暖かでしたが夕方になると寒かったです。集会でじっとしていると尚更です。今日の参加者は8000人だそうです。集会は311の犠牲者への黙とうで始まりました。(抜粋引用)

SPYBOY様、久しぶりにリンクさせていただきました。寒さの中、抗議集会への参加ありがとうございました。(ミルトス)
● 人生を収穫する話と、どぶに捨てる話:映画『人生フルーツ』と『ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ』
東中野で映画『人生フルーツ』
名古屋市から約40分の高蔵寺ニュータウンで雑木林に囲まれ自給自足に近い生活を営む建築家の津端修一氏(90歳)と妻の英子さん(87歳)の日常を追ったドキュメンタリー。
(中略)
一事が万事、この調子です。夫婦二人の生活、今迄歩んできた道のり、そして旦那さんが最後に残した仕事は非常に感動的です。芸術バカと思っていた旦那さんが実は世の中の深いところまで考えていたことも最後に良くわかります。(抜粋引用)

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いたサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路1600km」第27回

第27話 ケルトと伝説の残る村を超えてガリシア

 ビジャフランカ・デル・ビエルソから先は道路沿いの坂道が続く。川が流れ、空気が澄んで気持ちが良い。ベガ・デ・バルカルセ、ラス・エレーリアス、ラ・ファバなどの村を超えて高度を上げながら、オ・セブレイロまでの標高1320mを登っていく。

(写真等複数枚、略)

 ガリシア州に入って最初の小集落、オ・セブレイロは標高1300mにあり、あたりの風景は一変する。…。バジョッサと呼ばれる藁葺屋根の円形家屋もいくつか 残っている。これはローマ以前、ケルト人の時代から用いられてきた伝統家屋で、人と家畜が同じ屋根の下で暮らすのが可能な内部空間を有している。冬の寒さ が厳しく、降雪の多いこの地方特有の居住形態であり、現在は倉庫や物置として使われているものが多いという。そして、ここにあるサンタ・マリア・ラ・レア ル教会は現存する巡礼路上の教会の中ではもっとも古く、9世紀に建てられた。そしてこの教会は中世の伝説を今に残している。
 とある天気の悪い冬の夜に(中略)
 これはあくまで伝説であるが、キリスト教の信仰においては極めて示唆的な内容である。…。…、信仰という目には見えない思いが形になるという一つの奇跡を今に伝えているのである。
 また、オ・セブレイロの司祭であったエリアス・バリーニャ司祭は、巡礼者のために黄色い矢印を巡礼路に描き、修道院の離れを修復し、巡礼者を受け入れる アルベルゲの運営を始めるなど、20世紀の巡礼路復興に大きく貢献した人物である。9世紀に始まり12世紀に最盛期を迎えたサンティアゴ巡礼であるが、そ の後も絶え間なく人々が歩き続けたわけではない。宗教改革で大打撃を受け、近世にペストの流行や戦乱が続いた事で、長らく衰退の時期があった。復活したの は20世紀の半ば、エリアス・バリーニャ神父がた巡礼路を再び切り拓き、その目印として黄色い矢印を描き、巡礼路は再生していった。…。

(写真等多数枚、略)

 アルベルゲでくつろぎ、ゆっくりと過ごす。小さな村なので特に何もない。夕食はアルベルゲのキッチンでスパゲッティを自炊し、スーパーで購入した3ユーロのワインを飲んだ。

(写真2枚、略)(抜粋引用)

以下は、ミルトスのリツイート