風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

「アレルヤ」=「ハレルヤ」=「主をほめたたえよ」

「歌詞をきちんと読まないで批判してはダメだよ」と叱られたのは、私。
叱ったのは、娘。
料理をしながら娘が流していた音楽を聞きかじった時のこと。
歌詞というのは、梶浦由記=作詞 Kalafinaの『アレルヤ

『あかるい方へ あかるい方へ きっともがいて何度も泣いて 僕らはゆく 僕らはゆく』こんな歌の中になんで唐突に関係のないアレルヤなんて入れるの?」、と私。
「ところで、『ハレルヤ』ってどういう意味だっけ?」ここで急に夫にふる。夫、「主を讃美せよ!」
すると娘は「関係あるよ!(怒り含有)」と言って歌詞を読み上げ始めた。

以下、アレルヤの歌詞を抜粋引用。


未来は君に優しいだろうか
緑の雨が君を濡らすまで
まっすぐに まっすぐに 行けるだろうか
泣けるだろうか 全てが静かに 燃える日まで

アレルヤ
祈りは何処にも届かず消え失せて
僕らはうずくまったまま夜明けをやり過ごして
あかるい方へ あかるい方へ きっともがいて何度も泣いて 僕らはゆく僕らはゆく

(中略)

アレルヤ
全てのいのちが歌うときが来るって信じて 雨の中で両手ふりかざして踊って
笑ってるんだ 笑ってようよ涙の海で抜き手を切って未来へゆく未来へゆく
小さないのちをふりしぼってふりしぼってふりしぼってきみのみらいへ

アレルヤ

「素晴らしい歌詞だ〜、まるでこの前の祈り会の詩編のようだわ〜」と、私。
娘、「そう!そうでしょ!」

         歌。賛歌。アサフの詩。
神よ、沈黙しないでください。
黙していないでください。
静まっていないでください。
御覧ください、敵が騒ぎ立っています。
あなたを憎む者は頭を上げています。
あなたの民に対して巧みな謀をめぐらし
あなたの秘蔵の民に対して共謀しています。

(中略)

わたしの神よ、彼らを車の輪のように
風に巻かれる藁のようにしてください。
火の手が林を焼くように
炎が山々をなめるように
あなたの嵐によって彼らを追い
あなたのつむじ風によって恐れさせてください。

(中略)

彼らが悟りますように
あなたの御名は主
ただひとり
  全地を超えて、いと高き神であることを。(詩編83:1~4、14~16、19)