風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

亜鉛欠乏による多臓器不全と、亜鉛含有酵素スーパーオキシドジスムターゼ


● 放射線問題と細胞環境維持への提言
(中略)
独立行政法人放射線医学総合研究所によるマウスを使った実験で、抗酸化ミネラルを通常よりも多く含有した酵母放射線防護効果があることが確認され、 2006年3月末にプレス発表されました。…。 これは、酵母に含まれたそれぞれの微量ミネラルが、マウスの体内で抗酸化作用を発揮し、致死量の放射線による活性酸素のダメージからマウスを保護したものと考えられます。同時に行われた、ミネラル酵母が持つスーパーオキシドの消去能力に関する実験では、特に亜鉛含有酵母の力が際立っていることがわかっており、その力を数値化した場合、亜鉛100に対してマンガン47、銅42、セレン8であったとされています。 こうしてみるとセレンの力が極端に劣るように思えますが、亜鉛、銅、マンガンはいずれもスーパーオキシドを消去する酵母の合成や活性にかかわるのに対して、 セレンの場合はスーパーオキシドではなく、過酸化水素の消去及び過酸化物質の生成抑制を得意としているため、これは半ば「当然の結果」ともいえるのです。 むしろ完全に消去できなかったスーパーオキシドによる過酸化水素の生成や過酸化脂質の暴走を食い止める上でも、セレンを十分に摂取することの意義は計り知れません。
このミネラル酵母の注目すべき最大のポイントは、放射線被曝の前でも後でも一定の防護効果が得られると報告されていることです。(抜粋引用)

夫が生きて帰って来たのでブログを継続することが出来る。5月末にドクターストップがかかって入院していなければ、引き続き大会にも出て未だ帰っていなかっただろう。と言っても7月、8月にも出張は予定されていたので、そこで帰らぬ人となっていた可能性もある。そう考えると、お医者さんの存在というのは有り難く、感謝しないわけにいかないと思う。


この写真は後に削除します。

夫が心不全で入院した翌週に腎臓の検査をしたところとても悪いということで、腎臓内科の先生のお話を聞くことになった。腎臓の画像も見せられて説明を受けたのだが、その時点で私はしっかりとした根拠を持っていたわけではないが、「これはやはり亜鉛不足のせいだ」と考えていた。亜鉛は臓器の再生にも関わっていると考えていたので、長年の薬による亜鉛阻害で腎臓という臓器自体も弱っているのだと捉えたのだった。だから、このままいけば人工透析になると医師から言われ、「一度こうなった腎臓は元に戻りません」と言われて落胆している夫の横で同じことを聞きながら、私の中では希望は消えていなかった。

甲状腺の病気で夫は10年以上に亘って亜鉛を阻害する薬を飲んでいたのだ。だからこちらに来てから通っていた病院の検査でもいつもクレアチニンの値は良くなかった。糸球体ろ過量も基準値より低かったのである。
上に写真で掲載した内容を見ると、組織の再生に亜鉛酵素が関わっていることが解る。また、亜鉛はスーパーオキシドジスムターゼやメタロチオネインの構成元素として抗酸化作用に関わっている。これらから、亜鉛が不足すると、酸化した腎臓の糸球体(毛細血管)を再生することが出来ず、ろ過量が落ちると考えられる。

改めて亜鉛の機能と健康』を見てみると、腎疾患についても記されていた。
以下に二枚の写真で掲載する(これらの写真は後に削除する)


一枚目の写真の直前には亜鉛欠乏性貧血」についての報告がされていて、「ソマトメジンCや男性ホルモンなど亜鉛由来の造血ホルモンの低下により貧血が惹起され、重症例では男性ホルモンに依存する筋肉量が維持できないため、競技の継続が困難になる。運動量の多いスポーツ選手では、1日の亜鉛摂取量の5~10%が汗として失われるため亜鉛欠乏に陥る」と書かれている。

この二枚の写真に出てくる「e-GFR」が糸球体のろ過量を表すものである。

このように調べていくと、夫の体は、亜鉛欠乏のところにナイアシンを摂りすぎたために多臓器不全となっていた、そのような様相を呈していたと思えてくる。これは、入院直後の割と早い時期に直感として捉えていたことだったのだが、今回、心不全たんぱく質代謝回転に関わって(亜鉛欠乏に関連して)いるということが解って、改めて確信した。

溝口徹=著『「脳の栄養不足」が老化を早める!』(青春出版社活性酸素の発生要因と消去する栄養素」の図を見ると、活性酸素がスーパーオキサイドから過酸化水素、ヒドロキシラジカルなどに変化するに連れてヘム鉄やセレンなどが消去する栄養素として必要になってくるのが解るが、活性酸素消去の第一線で働いているのは亜鉛、銅、マンガン(この3つの栄養素を含有するスーパーオキシドジスムターゼについてはこれまでも何度か書いてきた)であることが解ると思う。以下に写真で掲載する(この写真は後に削除する)

亜鉛の機能と健康』には、「推察されることのひとつとして、これらのミネラル含有酵母放射線によって発生する活性酸素類を消去して生体の損傷を防いでいる可能性があげられた」(日本栄養食糧学会=監修『亜鉛の機能と健康』)と記されている。これらのミネラルとは亜鉛、銅、マンガン等を指す。

今年このような事態に陥る前、昨年の11月末、夫は福島の実家に久しぶりに帰省したのであった。


● 『男の家事と女性活躍』と『バカで嘘つきなTPP反対派』、それに『1014再稼働反対!首相官邸前抗議』
●70年代半ば『ローリング・サンダー・レヴュー』のディランは神がかり的にカッコいいと思います。
ボブ・ディランのライヴ映像あり(この動画はリンク先でご覧ください)
(中略)
TPPのことを論じるのなら雇用が減少する産業や企業の労働者がどれだけいるのか、それをどうするのか、を議論すべきです。
(中略)
と、いうことで今週も官邸前へ。
今週は牛肉が安かったので今日の晩御飯は珍しく、すき焼きにすることにしました。前日に野菜を切ってタッパーに入れ、煮るだけでご飯が食べられるようにして出かけました。
今日の参加者は800人。…。
今度の日曜日に投票日が迫った新潟県知事選、原発再稼働反対の米山隆一候補に対して自民党が、米山候補が勝つと県庁に赤旗が立つ、というビラをばらまいているそうです。…。
(中略)
アカハタでもアオハタでも白旗でも何でもいいんだけど、35年もケーブルを放っておいて大停電を起こすような東京電力なんかに原発を触らせていいんでしょうか。そんなこと、誰でも判りますよね。
火災ケーブル、35年交換せず=経年劣化か、因果関係調査―都内の大規模停電・東電 (時事通信) - Yahoo!ニュース(このニュースにはリンク先からお入りください)
経済は低迷すると同時に国の財政は立ちいかなくなる。人々の不満は溜まり、それを誰か他人のせいにして目先の自己満足にふける。
トランプやルペンが台頭するような現象はまさに日本でも起こっていると思います。(抜粋引用)