風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

亜鉛、銅、ステロイド剤、そして放射線・・

銅はメラニンを生成する。メラニンは紫外線が真皮に侵入するのを防ぐために作られるが、このメラニンの産生を促すのが活性酸素(『目でみるからだのメカニズム』)のようである。だから、メラニン色素が沈着した肌というのは酸性に傾いているといえるのではないかと思う。


さて、娘が学校を卒業してこちらに帰って来た直後の状況は、ステロイド剤を止めてリバウンドが起こっていたと思う。ステロイド剤によって銅が排出されていたために足にはニキビが出来ていた。けれど、その時の状況はそれだけではなかった。

この年の3月に娘と私は福島に行ったのだ。
休業していた旅館が再開したということで旅館に一泊して山菜の天ぷらなども食べたりした。(不注意のまま「食べて応援」していたのだ。いや、意識していても旅館への宿泊は断れなかっただろう。けれど、注意していれば山菜を食べることはしなかったと思う。)
私は福島から帰ってからしばらく疲れがとれなかった。心臓がバクバクするようで横になってもしんどいという状態だった。私の体内亜鉛は低いのではないかと思う。カリウム値も低いかも知れない。だから排出力は弱いのではないか。だからあれほどしんどかったのだ。いや、あるいは放射性物質に対抗するために亜鉛も銅も使い果たして、心筋の収縮が出来なくなっていたかも知れない。銅も心筋の収縮に関わっている(『ビタミン・ミネラル☆早わかり』)

娘は基本的には亜鉛が多いと思うが、この時はステロイド剤の服用と放射線亜鉛も銅も駄目にされていたのではないだろうか。だから、パントテン酸食材を摂って皮膚の状態が良くなって来てからもしばらく皮膚はしっかりと定着せずボロボロと剥がれ落ちていったのだと思われる。
けれど、娘の体内にはカリウムも多いのではないかと思う。そして父親の遺伝子を受け継いでいれば、甲状腺の機能を亢進させる因子も持っていると思われる。だからこの時、全身の皮膚から放射性物質も含めて排出したのではないかと思う。アレルギー反応として。


安倍政権は素知らぬ顔を決め込んでいるが、福島原発事故は未だに何ら解決されてはいない。
本当に大変な状況になったと思う。放射線からの防護を、放射線対策を、本気で考えていかなければ生きていけない国になりつつある。