風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜カンボジア滞在記〜

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜カンボジア滞在記〜
 10月28日から11月8日まで、私はカンボジアでフィールド・ワークを行っていた。このフィールド・ワークは大学院の授業の一環であり、カンボジアの草の根の人々による健康と平和の活動について学ぶためのものである。…。

 カンボジアは重い歴史を背負っている。ここはトゥール・スレイン博物館、通称虐殺博物館である。

(中略)

 …。壁には発見された当時の写真の記録が残されている。モノクロで写されているベッドの上で横たわる人の姿はあまりにも無残であり、心に焼き付いてはなれない。そうした部屋が続いていく。ここはもともと学校であり、教室であった場所である。その違いが・・・。

(写真3枚)

 階段。光があまりにも劇的である。空間にこれほどまでに心震わせることがあるだろうか。光を意識する瞬間、それは同時に闇を意識する体験でもある。私はこれと似た感覚を安藤忠雄光の教会で体験した。しかし、そのときとは180度異なる。光が闇によって遮られてどこまで手を伸ばしても届かないという負の感情。光が分断され、細切れにされてしまうという無力感。…。

(写真1枚)

 この施設で生き残った一人と会うことができた。彼は機械修理工であったため、収容所の電話やタイプライターの調子が悪いとたびたび彼が呼び出された。その結果、キリング・フィールドへ運ばれるのが遅くなり、生き延びた。今はここで実際に行われたことを伝える生き証人として活動している。

(写真1枚)

 キリング・フィールド。プノンペンの南西約12kmの場所にある。ここは前述のトール・スレイン刑務所から運ばれた人々を虐殺した場所である。

(写真1枚=キリング・フィールド のどかな草地である)(抜粋引用)


コラム 僕の愛用品 〜フィールド・ワーク編〜 第1回 薬 正露丸
 腹痛はつらい。特にアジアでは必ず一度はお腹を壊すと言われる。
(中略)
 …。…、正露丸を飲むのが遅かったのか、結局、カンボジア滞在中に私の腹痛は治ることはなかった。(抜粋引用)

全文は上の「芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜カンボジア滞在記〜」をクリックして、リンク先で直接お読みください。ミルトス)



● 『どうして民主党はあんなにバカなのか?』と『ジャック・アタリ氏講演会』+1211 再稼働反対!首相官邸前抗議
作家の野坂昭如氏が亡くなりました。…。が、訃報を聞いて、彼に会ったことを思い出しました。高校1年生の時、彼にダメ元で手紙を書いて学校の講演会に呼んだら、何故か来てくれたんです。
当日 彼を学校の玄関に迎えに行ったんですが、昼間からいきなり酔っぱらっている。臭い(笑)。…。
講演の内容は忘れてしまいましたが、泥酔しているにもかかわらず、至極マトモな話だったので驚いたのを覚えています。…。高校生の眼から見ても、そんな彼は子供っぽかったけど、ベージュのスーツを着た後ろ姿は格好良く見えました。
ありがとうございました。
(中略)
安倍晋三は 岸信介の安保騒動の後 所得倍増政策をとって支持率を上げた池田勇人の路線を狙っているんでしょう。連中の意図は来年W選挙で消費増税を延期して支持率維持、そのまま改憲になだれ込みたい、という話はボクはマスコミから聞いています。今 軽減税率でぐちゃぐちゃやってますが、消費税上げを延期すれば軽減税率もパーにすればいいという話しもある(それだけは賛成です)。相手の出方が判っているのに民主党はなぜ手が打てないんでしょうか。
(中略)
昨日は、来日したジャック・アタリ先生の講演会へ行ってきました。この人は経済学者で思想家。…。長くなりますが、メモを取ってきたので内容をご紹介します。(内容はリンク先で直接お読みください。ミルトス)
(中略)
と、言うことで、今週も官邸前へ。朝方は大雨、大風だった今日の東京の最高気温は24度!どうなってるんでしょうか。
今日の参加者は主催者発表で750人。まあ、年末の金曜日、わざわざデモに来ている方もおかしいかも(笑)。でも原発に反対してるぞ、という声があることを示しておくことは大事だと思うのです。
今日のような日に来ている人は当然の事ながら、やる気があります。…。ま、安倍は今日はインドへ行って不在なんだけど(笑)。人数は少ないけど、いい感じの金曜の夜でした。(抜粋引用)

11日金曜日、雨が酷いと嫌だな〜と思っていたのが朝には止んでいて良かった。ちゃんと数えてないけど8人だったかな。デモには行けて良かったのだが、気温の急激な変化に、夜には具合が悪くなって早々と寝た。今朝はまあまあだが、知人の話では、昨日は5月の気温で今日は11月、明日は1月の気温になるという予報だそうだ。やれやれ。(ミルトス)