● 沼野充義の『これからどうする』(2)
いや、それよりも私がここでいちばん驚いたのは、…が「これまで原発を推進してきた頭のいい人びと」で構成される、いわゆる「原子力ムラ」というものと…。
(中略)
世界的に見て、村上春樹の評判ってどうなんだ、といったときに行き着く先がやはり沼野充義であるように。(抜粋引用)
上のこのブログを読んで驚いた、自分のものの知らなさに。私は前に、村上氏の最新短編について書いた沼野氏の書評を取り上げてブログで批判的に書いたことがあるのだ。「沼野氏が村上小説についての権威者だ」とも知らずに・・。知らないということは本当に怖ろしいことだと思う。(ミルトス)
山口タオ=文、たまるよしえ=絵『やあ』(岩崎書店)
近所の5歳になる男の子に絵本をプレゼントしたいと思い、何が良いだろうと考え、これを思い浮かべて買おうとした。ところが、もう「取り扱いできない」となっている。こんないい絵本が、である。本は、売れなければ在庫に税金がかかるために、売れ残っているものは処分されるという。全くσ(`´メ∂!税金のかけ方が間違ってる!ほんとうに憤懣やるかたない!
月刊日本で山崎行太郎氏の「柄谷行人論序説」を読んで面白くて分かりやすかったので、本に纏まって出版されないかなと待っているのだが、なかなか出ない。連載途中のを読んだので初めから読みたいのと、雑誌を置いておく場所がないので一冊の本で購入したいのだ。「柄谷行人論序説」というタイトルだが、私は別に柄谷行人に興味があるわけではない。だいたい、自慢じゃないが「柄谷行人」という名前も山崎氏のブログを拝見するまで知らなかったくらいなのだから。だから柄谷氏の書いたものを読みたいのでもない。柄谷行人に纏わって山崎氏が書いておられるものが面白いのだ。
だけど、こんな税金のかけ方しているようじゃ、出版業界は衰退の一途を辿る他ないように思う。文化も廃れる。砂子屋書房のサイトの『一首鑑賞 日々のクオリア』も本に纏まって出ないかな、と楽しみにしてるんだけど・・?
電子書籍を読む者は知識を得るであろう。
書店に逝く者は知死期を得るであろう。
— 神様bot (@8million_Gods) 2015, 12月 10
本になる木も汚染されてるみたいだしね。それに印刷業は東北に集中していると聞いた気がする。ホのお蔭で、どうすりゃいいのよ状態だ。(ミルトス)
聖書のカドは痛かったです。
いいよねー、こういうお祖母さん。私もこんなクリスチャン婆さんになりたい!ここまで強気の信仰ないから無理っぽいけど。(ミルトス)