風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

木犀日和とヘブンリーブルー


「出て来よ!」と木犀誘ふ昼下がり
「お出でよ」と金木犀の小枝切り

ということで、家の外でも、家の中でも木犀が香っている。
先週は木犀日和って感じで一週間良いお天気が続いた。

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金木犀の花っていうのは、先ぶれのように少しだけ咲いて香るのではないかと思う。今年は9月に、陽の当たる側に結構咲いていたので、もう咲き終わったのだと思って、剪定した方がいいかなぁと悩んでいたところだった。
チャップマン邸の金木犀もしばらく前に香っていたので、もう終わったものだとばかり思っていたのだが、やはり先週満開を迎えた。


ヘブンリーブルーも咲き始めた。札幌で植えた時は夏に咲いていたのだが、こちらでは夏には咲かずに今になって毎日のように咲いている。開花適温が低いのだろう。育てたことがあるから分かってると思っていたのだが、知らないことばかりだなと思う。このアサガオ夕方まで開いてる。

小学生の男の子達らしい声が聞こえて、「あさがおや〜」「だけど水色や〜」と言って通りすぎた。水色の朝顔というのは珍しく思えるのだろうか?そう言えば青い薔薇は作ろうと思ってもなかなか作れなかったなどと聞く。この世には本当は存在しない花色なのかも知れない。だから「天の青」なのだろうか?などと思いめぐらせていて、手持ちの本を開いてみた。
田中修=著『植物はすごい 生き残りをかけたしくみと工夫』(中公新書
色々書いてある。でも、引用する余力がないので、ご自分で開いてご覧ください。


あさがほの紅滲ませて萎みゆく






これは、ニラの種。