風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

ロロンかぼちゃのケーキ


ロロンかぼちゃでケーキを作ってみた。近年作ったケーキの中で一番美味しかった気がする。これは、かぼちゃその物の美味しさ、つまり素材の美味しさに負うところが大きい。

卵を使わないケーキを作り始めた初めの頃は、バター200gで作っていた。だから焼き立ては柔らかすぎるのだが、冷めると今度は固くなりすぎた。もともと私の「卵を使わないケーキ」は、アップルパイと型抜きしない大型のクッキーからの変形なので、その時によってクッキーぽかったり、パイっぽかったりする。バターが多いとクッキーぽく、バターが少ないとパイっぽいのではないだろうか。卵の代わりになるタンパク質が入っていないので生地がつながらず固まりにくいのだ。だから、横から見ても上から見ても亀裂が入っている。(こんな分析をするのは、『料理と科学のおいしい出会い』を読んでいるせい)。下手にベーキングパウダーとか入れない方がいいのかなぁ?今度やってみよう。

このところ歳と共にバター200gではカロリーが高すぎると思って、少なく、少なくしてきた。今回、牛乳より生クリームの方が亜鉛含有が少なく且つ亜鉛と銅との割合を考えても生クリームの方が良いと解ったので、牛乳でなく生クリーム200mlを使うことにした。それで余計に脂肪分が高くなりそうなので、油脂の代わりに、(初めての試みで)水100mlなども入れてみた。
米油を入れるとサクサク感がでる。だから今回はちょっとパイっぽかったかな?

材料
フィリング:かぼちゃ4分の1箇弱(計り忘れ)、バター20g、砂糖大さじ2杯、ブランデー少々。
ケーキ生地:薄力粉200g、ベーキングパウダー5g、砂糖50g、バター50g、米油50ml、生クリーム200ml、水100ml

作り方は面倒だから省略。他の「卵を使わないケーキ」の記事を見てください。