風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

海の気配(けはひ)の・・

海近きふるさとに来て海を見ず海の気配のただ中にをり

会堂の二階でヨガの真似事のような体操をしていると、東向きの窓から潮の匂いを含んだ風が入ってくる。ここから歩いて5分程のところに河口がある。さらに河口の堤防に沿って20分程歩けば広い浜辺に出るのだが、普段は海を見ることはない。たまに、市民病院と大きなスーパーとこの辺りで一つだけの映画館が引っ越して行った辺りに行く時に、海沿いの道を通って自動車の中から海を見ることはあるが・・。


以下は、リンク記事から


● 関電、歴代首相7人に年2千万円献金 元副社長が証言−28日の朝日新聞スクープ
原発政策の推進や電力会社の発展が目的で、「原資はすべて電気料金だった」と語った。(抜粋)

● お台場でオリンピックのために子供たちが放射能海水浴
オリンピック・パラリンピックの競技会場として計画されている東京の­お台場の海の一部が、26日と27日の2日間限定で海水浴場として解禁。
「2014年3月がもっとも東京湾の汚染がピークになりますよ、その後も放射能汚染レベルは高止まりして、特に海底は高い放射能が沈殿したままですよ。東京湾の魚は、もう食べられなくなるかも知れません」と警告していたのは、当のNHKだったのではなかったか。

食べ物談義と家計消費、それに電気代はなぜ上がる:★0725 再稼働反対!首相官邸前抗議!
もう一つ、電気代についてちょっと書いてみたい。今日見た日経ビジネス最新号は『電力暴騰』という特集だった。

それは原発が動かないからだ、と読売や産経は言うけれど、必ずしも正確ではない。原発が止まっても石油の輸入量は増えていないし(素晴らしい日本の省エネ努力&技術!)、LNGの輸入は増えているけれどアベノミクスの円安の影響がかなりの部分を占めている。安倍晋三が悪いのだ!それに元JFEの東電の数土会長が自ら指摘しているように電力会社のLNG購買が死ぬほど無能、という問題も大きい。確か、もともと国際市場価格の2倍か3倍で買ってるんだよな(笑)。鴨がネギをしょってるとはまさにこのこと。結局 原発停止による本当の影響はその半分、2兆くらいじゃないか。

日経ビジネスはその原因を『電力会社には、経営努力より原発の再稼働にしがみつき、従来のビジネスモデルを続ければやっていけるという独占意識』があるからだと指摘する。だが『どうせ原発は従来のように動かせない。それに40年廃炉ルールを適用すれば2049年には原発はゼロになる。』のだから、それに備えて『電力会社のビジネスモデルを刷新することが必要』だという。具体的には小売り自由化だけでなく、火力のコストを下げること。例えば・・としている。日経関連のメディアがこういうことを言いだすのはちょっと驚きだった。

原発に反対する側こそ現実に無関心であってはいけないと思う。でなければ『原発が動かなければ電気代が上がる』という奴らの術中にはまるばかりだからだ。
ボクは原発には反対だ。でも それだけじゃだめだ。
と言いつつも、反対の声も挙げなければ(笑)。ということで官邸前へ。

映画『私の男』
ツイッター社のCFO(最高財務責任者)に元ゴールドマン・サックスの社員が就任したという。それだけでなく政府や企業の要職に同社のOBがどんどん進出しているという。 アメリカの元財務長官のヘンリー・ポールソン(共和党時代)やロバート・ルービン民主党時代)がゴールドマン・サックスの出身だったのは知ってたが、更にニューヨーク連銀のダドリー総裁、イングランド銀行のカーニー総裁、欧州中央銀行のドラギ総裁もゴールドマンの出身だという。ついでに前ニュージャージー州知事も巨大製薬会社のグラクソ・スミスクラインのCFO(財務担当役員)も元ゴールドマン・サックス
ゴールドマン・サックスリーマンショックで企業が潰れるほうに賭けて大儲けしたことや幹部への数十億円の巨額報酬で知られているが、ここまで力を持っているとは驚きだ。社会への影響力という点では監督官庁FDA)のトップの首を自由に挿げ替える、遺伝子組み換え作物モンサント社どころではないだろう。それにしてもアメリカ、イギリス、EUの中央銀行の総裁まで元ゴールドマン・サックスだったとは。日本ではなじみがない名前かもしれないが、本当に世の中を動かしているのは誰か、よくわかる話だった。