風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

アトピーとの闘い'14ー1(眠りをコントロールする1メラトニン)

「原発ゼロ 国民の総意」 事故調トップ3人、再稼働の動き批判
政府事故調畑村洋太郎元委員長は
「一番、学ばないといけないのは、どんなに考えても気が付かない領域があること」と指摘。それを踏まえた上で、国民全体で原発再稼働の是非を判断すべきだと訴えた。(抜粋引用)

昨年春に悪化したアトピー性皮膚炎が良くなった一番の決め手は何だったのかと振り返ってみた。
最初にアトピーが酷くなったのは夜勤のアルバイトを始めたためだが、薬で抑えながらアルバイトを続けていた。アルバイトを止めて治療のために自宅に戻った後の昨年春、悪化し出す前の2,3日も眠れない日が続いていたのだった。その後、薬も止めて食事等で治そうとして5ヶ月後の8月末にようやく元に戻った。もちろん色々考えて取り組んだのではあるが、神学校から実習生が来られたので食事を一緒にするために朝起きるようにがんばって生活のリズムを整えたのが一番大きかったのではないかと思うようになった。
悪化するきっかけは常に夜眠れないで生活のリズムが乱れていくことであったように思う。昨年末に再び悪くなって来た前も眠りのリズムが崩れていたように思う。そしてちょうど冬に向けて、日が短くなっていく季節でもあった。眠れなかったと言って朝起きないでいると昼夜が逆転して悪循環に陥る。悪化して元に戻らなくなるという場合は必ず睡眠が関係していると思う。

そんなところを色々調べていると、これまで何の関係もなくバラバラだった知識が一つに繋がってきたように思う。
アトピーとの闘い'14」では、新しく分かってきたことを纏めていこうと思う。

天然の睡眠薬といわれるメラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンだということであるが、この松果体は成人するとともに萎縮していくという。つまり大人になるにつれて、年老いるにつれて眠りにくくなるということだ。
食物から摂取したトリプトファンは脳に運ばれ、ビタミンB6、ナイアシンマグネシウムとともにセロトニンを作る。セロトニンは日中の光を受けて脳内に増加し覚醒を促す。日中の光によって増えたセロトニンが暗くなるとともにメラトニンに変わって眠りを促すという。
昨年夏に出されたアロマ環境協会の機関誌で特集された「睡眠とアロマテラピーの中で、トリプトファンは朝食で摂るように書かれていた。私は経験上トリプトファンは夕食で摂る方が良いのではないかと思っていたのだが、上記の理屈から考えれば、午前中に摂る方がやはり良いと思われる。
どちらにしても睡眠のリズムを整えるためには朝起きるということが必要になってくるということである。

このメラトニンについて調べていて思わぬところへと繋がっていったのだった。
この続きは、次回の「眠りをコントロールする2」で書いていきたいと思う。
参考書籍:『目でみるからだのメカニズム』(医学書院)
     高田明和=監修『からだのしくみと病気がわかる事典』(日本文芸社
     中村丁次=監修『からだに効く栄養成分バイブル』(主婦と生活社
     日本アロマ環境協会機関誌『AEAJ No,68』2013年夏号


メラトニンに関する新しい記事
  ↓
http://d.hatena.ne.jp/myrtus77/20140624/p1