風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

酵素料理ーマナ(真菜)の漬け物

酵素ジュースはダイエットを目的にして流行っているようだ。だから酵素についての記事を載せた途端、酵素によるダイエットの広告がやたら載り始めた。しかし私はダイエットには興味がない。若い頃に比べれば代謝が落ちているからウエスト周りの数値は増えているがそれほど太っているわけではないし、きちんと食事を考えて摂っていれば適正な体重になるのではないかと思っているからだ。急に太ってきたとか、急に痩せてきたという場合は病気が潜んでいることが多いように思う。

酵素の働きは色々あるようだが消化酵素などと呼ばれるように、酵素で痩せるというのはつまり体内に溜まった未消化のものを消化して毒素を排出し、むくみを取り、代謝を上げるからではないか。痩せたとか目先のことにとらわれるのでなく、そちらを押さえるほうが大事だと思う。

そういうことで、砂糖をあまり使うと体を冷やすので(冷えると代謝は下がる、つまり、むくんで痩せない)、マグネシウムたっぷりの塩を使った真菜の漬け物を作ろう、と考えた。真菜は漬け菜の仲間だから漬け物にするには最適ではないだろうか。カルシウム含有が高いのでマグネシウム含有の高い塩で漬けるのは理に適っている。

先ず、真菜を洗って細かく刻む。冬は発酵しづらいので細かく刻む方が良いらしい。昆布を敷いた上に刻んだ真菜をのせ、海の精(マグネシウム含有の高い塩)をふりかけ、上に昆布をのせ、重石をのせて2~3日置く。途中様子を見て、しょっぱければ酢をふりかける。

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漬かったら昆布を取り出し、真菜をざるにあげて水気を絞る。ご飯に混ぜて戴く。かつお節をトッピングしてお醤油を少しかけても良いかも。ご飯の中の黄色いつぶつぶは餅きび。ご飯があまり熱いと漬け菜の酵素が壊れるので、炊きたてご飯に混ぜたいところだが、ほんの少しご飯を冷まして混ぜる方が良い。

















真菜を絞った汁は昆布のうま味(グルタミン酸)やとろみ成分(食物繊維のフコダイン)が出ているようなので、柚子の皮と一緒に大根を漬けてみた。

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