風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

パンの焼けるこうばしい香りでアロマセラピー

何か物事を考え詰めていると胃が動かなくなる。そんな時に食事の時間だからといっておざなりに食事をすると頭が痛くなる。しかもだいたいそういう時に限って一人で食べるから考えることを中断することもなく、ただ口に物を放り込んでいるだけとなる。
家族や友人知人とおしゃべりを楽しみリラックスして食事するのでなく、頭ばかり使いながら食べる時間が惜しいとばかりにそうやって食べたある時、具合が悪くなって寝込んでしまった。翌朝目覚めても頭痛は治まっておらず却って酷くなっているとさえ思えたが、このまま寝ていても治らないと思ったので起きて取りあえずコーヒーを淹れることにした。が、目の前にカフェオレを置いてみても、そこはかとなく吐き気もして飲む気がしない。どうしたら良いだろうと頭を抱えている目の前で夫がパンを焼いて食べ始めた。と、夫の焼いたパンの香りが漂ってきた。「この香りは何だろう?」と、ぼ〜っと考えながらこうばしい香りを吸い込んでいると、胃がゆるんで楽になってきた。パンの香りに刺激されて胃が動き始めたのだ。これこそ、アロマセラピーだと思い、さらに香りを吸い込んだ。そしてパンの香りでコーヒーを飲んだ。するといつの間にか頭痛も軽くなって、「卵雑炊を作って食べよう」と考えることが出来るようにまでなっていた。




「みんな楽しくHappy♡がいい♪2011年3月11日。その後私は変わりました。」さんのブログで、
「『医療に使われたから安全』は安全じゃない」という内容で児玉龍彦「30年後くらいに問題が起こるというのは、医者の側も認識するのが非常に難しい」と語っておられる記事を読んだのだが、アロマセラピーなども、精油を長く使い続けた弊害というのはまだ明らかになっていないのではないかと思う。勉強して資格をとった今になって私は、蒸留して濃縮された精油は本当に必要だと思う時にだけ使用するようにしたいと考えるようになっている。
普段の生活の中に存在する香りを生活に活かして、幅広くアロマセラピーを極められたらと思ったりしている。