風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

『魔女の宅急便』と、すべての問題の根源は「貨幣」

これは、札幌大通り公園で毎年行われるミュンヘンクリスマス市で買った物。
札幌とミュンヘン姉妹都市だ。
光にあたって羽根がくるくる回るのだと思っていたが、太陽光の中の赤外線に暖められて回るようだ。
ラジオメーターというらしい。
楽天ブログの dockさんのところで紹介されていた。

http://plaza.rakuten.co.jp/copqom/diary/201003240001/
http://plaza.rakuten.co.jp/copqom/diary/201212090000/

下側の記事ではバードコールというものを紹介しておられる。
どちらも、「役にたたないものだけど・・」と書いておられる。

私は、この言葉に惹かれた。
「役に立たないもの」「一見無駄そうに思えるもの」「小さなもの」
けれど、こんなもの達が存在する社会の方がきっと豊かだ。

私達の社会は、貨幣(お金)によって生活が成り立っている社会だ。
けれど、このような社会は破綻へと向かっているのではないだろうか?

 おソノさんはだんだんと身をのりだしてきました。
「でも、そんな小さなものまで運ぶとすると、料金を決めるのがむずかしいわねぇ。どうするつもり?」
「それでしたら、ほんのおすそわけでけっこうなんです」
「えっ、なに?それ」
おソノさんはききかえしました。
「お、す、そ、わ、け、です。あたしたち魔女は、このごろではそうやって暮らしているんです。あたしたちができることでお役にたたせていただいて、そのかわり、みなさんのものをすこしわけていただいて、こういうの『もちつもたれつ』ってもいうんです」

            『魔女の宅急便角野栄子=作(福音館)より
魔女の宅急便』は物語の中のことだからそれでもやっていけるんだと言うことは出来る。
けれど、私達はこの『魔女の宅急便』のようなあり方を今のこの社会に取り戻さなければならないのではないか、と思う。
今、この世界はお金に替わらないものを最も必要としているように思う。

人の価値がお金を稼いでいるかどうかで決まるなら、私は価値のない人間だ。私の存在、私の成す全てが直接にお金に替わらないからだ。夫が亡くなればたちまち路頭に迷うかも知れない。
けれど、神の元では私は価値のある人間だ。
私の価値はイエス・キリストの命に等しい。

わたしの目にあなたは価高く、貴く わたしはあなたを愛し あなたの身代わりとして人を与え 国々をあなたの魂の代わりとする。(イザヤ書43:4)
この保証があるから、私はどんな状況に陥っても生きていける!と思う。

すべての問題の根源は、「貨幣」であり「資本」である(1)
JanJanBlogより
   ↓
http://www.janjanblog.com/archives/86797



[