風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

骨付き肉と乾麺を(断熱保温調理鍋でⅠ)

断熱保温調理鍋というと、内鍋に材料を入れ数分火にかけたものを外鍋に入れて保温することで弱火で長時間煮込むのと同じ料理ができるというものだ。まさに省エネ時代のお鍋と言える。
私はこの断熱保温調理器シャトルシェフを20年以上使っている。私が持っているのは初期型なので今のようにカラフルな色もついていないが、とにかく構造がシンプルなのでこれまで故障したり壊れたりということが全くなかった。
このお鍋を宝の持ち腐れにしないためには、外鍋をガス台の近くに常設することだ。と言っても火に近くてはいけないが。私は、火にかけた内鍋を持ち上げて自分の体を180度後ろに向けた場所に外鍋を設置している。

このお鍋は、すね肉や骨付き肉など長時間コトコト煮込む必要のある料理に向いている。今回は、鶏手羽肉と乾麺を使った料理を作ろうと思う。

作り方
1、内鍋に昆布と水1,5L程入れ15分置く。
2、鍋を火にかけ、沸騰したら昆布を引き上げ、料理酒を
  入れる。
3、手羽肉を洗って鍋に入れ、アクを取りながらアルコー
  ル分をとばす。
4、蓋をして吹きこぼれないように弱火で5分ほど加熱し、
  火を止めて外鍋に入れる。30分以上置く。
* 今回は手羽中を使った。時間は部位によって調整する。
  あまり長く保温調理すると出し殻になってしまうので
  注意!
5、外鍋から内鍋を取り出し、鶏肉も鍋から取り出す。
6、鶏肉を取り出した鍋の中に、野菜を刻んで入れ、乾麺の
  うどんを茹でないでそのまま入れる。菜箸でほぐして蓋
  をし沸騰したら火を止め内鍋を外鍋に入れて保温調理。
  5分〜10分。
* 短い時間で一度出し、菜箸でもう一度ほぐし、沸騰させ
  て火を止めるか、麺の様子を見て、再度外鍋に入れる。
  まだちょっと固いかなというぐらいで盛りつけるほうが
  良いと思う。
* 野菜の内容によって、うどんを入れる前に一度保温調理
  しても良い。
  葉物は最後に入れ沸騰させるだけで保温調理しなくても
  良いと思う。


じゃが芋が大好きだが、アーユルヴェーダの本にじゃが芋は良くないように書いてあったので、今回は里芋を入れた。断熱保温鍋だと短時間で中まで柔らかい。
この料理では、塩、醤油はいっさい使わない。味付けは乾麺に使われている食塩のみ。1,5Lの水にうどん300g弱で人によってはちょっと塩分が多いと感じるかも知れない。うどんを少なめにして薄味に仕上げ、もっと塩気が欲しい場合はパルメザンチーズなどでそれぞれ調節すると良い。胡椒は入れる。出しを取った昆布を細切りにして戻し入れても良い。

さて、取り出した鶏肉はフライパンに油で、酒、みりん、醤油などを入れて照り焼きにする。ナッツ、ネギ、七味唐辛子などを加えても良い。

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http://plaza.rakuten.co.jp/narrative1gatari/diary/201202010001/