風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

芳賀言太郎のエッセイ

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜北北東に進路を取れ! 東京 ― 岩手540kmの旅〜 第4話

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜北北東に進路を取れ! 東京 ― 岩手540kmの旅〜第4話 大槌新山高原ヒルクライム 〜復興としての自転車レースの可能性〜5月22日(日) 大槌 岩手県大槌町は東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた町の一つである。…。…が、住宅再…

芳賀言太郎のエッセイ 特別編〜北北東に進路を取れ! 東京 ― 岩手540kmの旅〜第3話

芳賀言太郎のエッセイ 特別編〜北北東に進路を取れ! 東京 ― 岩手540kmの旅〜 東北の地に巡礼路をつくるために 第3話 仙台 ― 大槌 〜三陸海岸をめぐって〜5月22日(金) 仙台 ― 気仙沼 ― 大船渡 ― 釜石 ― 大槌 5:00に目が覚める。眠れそうにないので散歩を兼ね…

芳賀言太郎のエッセイ 特別編〜イスラエルの旅 聖地エルサレムを訪ねて〜 

● イエス時代のシナゴーグ跡発見、新約聖書の正確さ裏付ける重要な証拠 シナゴーグ跡は考古学者の遺跡発掘チームによって発見されたもので、聖書朗読と説教用に設計されており、ささげ物や礼拝用ではないという。このことは、そのシナゴーグがイエスの教えの…

芳賀言太郎のエッセイ 特別編〜北北東に進路を取れ! 東京 ― 岩手540kmの旅〜 第2話 

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜北北東に進路を取れ! 東京 ― 岩手540kmの旅〜 東北の地に巡礼路をつくるために。 第2話 栃木 ― 仙台 〜4号線を北上せよ〜 5月21日(木) 栃木 ― 宇都宮 ― 那須塩原 ― 仙台 ポール・スミスは少年の頃、自転車選手を目指していた…

芳賀言太郎のエッセイ 特別編〜北北東に進路を取れ! 東京 ― 岩手540kmの旅〜 

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜北北東に進路を取れ! 東京 ― 岩手540kmの旅〜 東北の地に巡礼路をつくるために。 第1日目 東京 ― 栃木 〜北を目指して〜 5月20日(木) 池袋 ― 所沢 ― 川越 ― 東大宮 ― 小山 ― 栃木 なぜ、東京から岩手まで自転車で行こうと思…

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜カンボジア滞在記3〜

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜カンボジア滞在記3〜 「ひろしまハウス」はプノンペンの中心部、メコン川とトンレサップ川の合流地点にほど近いウナローム寺院の西門の入口にある。(「ひろしまハウス」の写真1枚、写真はリンク先で直接ご覧ください。) 19…

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜カンボジア滞在記2〜

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜カンボジア滞在記2〜 カンボジアという国は知らなくてもアンコール・ワットという名前を知っている人は多いのではないだろうか。…。 アンコール遺跡群の観光拠点となるシェムリアップから車で約20分。密林の中から忽然と古代…

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜カンボジア滞在記〜

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜カンボジア滞在記〜 10月28日から11月8日まで、私はカンボジアでフィールド・ワークを行っていた。このフィールド・ワークは大学院の授業の一環であり、カンボジアの草の根の人々による健康と平和の活動について学ぶためのも…

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」芳賀言太郎のエッセイ第19回

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」第19話 雨の中 〜寒波の中のメセタ〜 イングランドで開催されたラグビーワールドカップでの日本代表の活躍は記憶に新しいところである。そのラグビーにおいて現在世界ランキング1位であり、今大会の優勝国…

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」芳賀言太郎のエッセイ第18回

私は急いで決めなければならなかった。霧の中を前へ進むかーーまたは、…。 …。サンチャゴへの道をこんなにも長い間、歩き続けた揚げ句、サンチャゴへの道は私を「歩かせ」始めたのだった。 …。 その声は森のどこかから来たのではなく、私の中のどこからか来…

芳賀言太郎のエッセイ 特別編 〜イスラエルの旅 聖地とイエス・キリストの足跡を訪ねて〜

● “クレモナの大聖堂はイタリアの知られざる宝のひとつだ。フイレンツエやローマやヴエネツイアにあるもつと有名な聖堂より小さく、派手さでは劣るものの、わたしの目から見ると、そうした大きな教会は本来の目的を失い、普通の人々との触れ合いもなくしてし…

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」芳賀言太郎のエッセイ第17回

● 第913回 ”かたじけなさ”と、日本のかけがえのない精神風土 自分がよく知っている時空とは別の時空にも生と死の真剣そのものの世界があるということを実感することが大事なのだ。 (中略) 歴史的建造物などを見る時も、宇宙人が作ったのかもしれないなどと…

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」芳賀言太郎のエッセイ第16回

● 建築と低周波被害 2年前までは、設計する家の設備に対して健康被害があるということに気がつかなかった。…。近年、風力発電所やエコキュートからの低周波による健康被害が表面化し、…。(ブログ『有機的建築を造ります』さんから抜粋引用) 「El Camino(…

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」芳賀言太郎のエッセイ第15回

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」第15話 古の場所と体調不良 〜サント・ドミンゴ・デ・カルサーダの伝説かつての難所を越えてブルゴスへ〜 …。聖ドミンゴの加護も私にはなかったのか、体調はすぐれない。歩くペースも上がらない。 でも、人…

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」芳賀言太郎のエッセイ第14回

● 第902回 狭間の好奇心 石田さんも今森さんも、「端境」や「間」を自分の立ち位置にして、両方が見えるという状態にいる。どちらか一方に軸足を固定している人から見ると、中途半端ということになるかもしれない。 …。 しかし、それでもやはり両方が見える…

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」芳賀言太郎のエッセイ第13回

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」第13話 リオハワインとクラシコ 〜ログローリョからその先へ〜 (冒頭には小笠原への旅が記されています。日光浴について書かれていて、私には興味深い内容ですが省略します。リンク先で直接お読みください…

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」芳賀言太郎のエッセイ第12回

● 「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」第12話 聖墳墓教会 〜トーレス・デル・リオからビアナの町へ〜 2月は日の経つのが早い。このエッセイの締切は毎月1日なのだが、普段の調子で書いていたら、いつもより2、3日早く月が変わってしまい慌て…

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」芳賀言太郎のエッセイ第11回

● 「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」第11話 ワインの泉 〜イラーチェ〜 エステーリャの町を出発すると、ぶどう畑が広がっている。…。 Irache(イラーチェ)は修道院によって栄えた村である。イラーチェ修道院は…。11世紀の末にはナバーラ王…

「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」芳賀言太郎のエッセイ第10回

● かえるために New Year's resolution ● パリのデモと東京のデモ:★0109 再稼働反対!首相官邸前抗議! ● 「El Camino(エル・カミーノ) 僕が歩いた1600km」第10話 星降る町〜エステーリャ〜 12月25日が過ぎると、街は一夜にしてモードが切り替わる。(中…