風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

俳句らしきもの

向日葵が好きだ

昔から向日葵が好きだ。 枯れても、部屋の隅にひまわりがあるのは・・。 米津玄師アルバム『STRAY SHEEP』、そして「ひまわり」。 あさがおがひまわりに絡もうとする 植物園のひまわり。

夏から秋への私の四句と、米津玄師『まちがいさがし』

無口なる叔父の優しさ晩夏光 手負ひたる猫を濡らして夏の雨 晩夏落日 風に吹かれて泣く人よ 黄昏れて夏の終わりの雨が降る 君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ その日から何もかも 変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 退屈なくらいに何気な…

紅(べに)滲ませて・・

ナデシコ。 昨年長老が持ってこられたのを、花瓶にずっと入れておいたらこの色のだけ根を出した。 花壇の隅に埋めておいたら、花を咲かせた。 こちらは、 ヒルガオ? 近所のサツキの植え込みに這い上がって群がって咲いているのを、夜、こっそり貰ってきた。…

フィンセントの悲しみは知らず麦秋

私はゴッホにどこで出会ったのだったろうか?と考えていた。 好きだった絵は? 『オーヴェールの教会』だ。 子どもの頃、カレンダーか何かで目にした絵だった。オーヴェールという所が実際はどういう所かは知らないが、この絵を見ると、私の生まれ育った紀南…

「薔薇ももう終わりだ」と、私の三首(春から夏へ)

一面に薔薇を散らして紅を敷く 横たわる薔薇にひらめく星二つ 薔薇の花の重みで、フェンスに取り付けてあった針金が切れてしまったので、取り替えて、少し剪定し、飾ろうと思うが、花びらがはらはらとこぼれ落ちる。 飾る分だけ残して、紫陽花の根元に置く。…

コロナの時代の・・

薔薇薫るコロナの時代の物干しに 二階の物干し場から見ると、昨日は気づかなかった白い小花が咲いているように見えた。 庭に行ってみると、ノバラが開きはじめていたのだった。 香り高い。 西側の壁一面に、 様々な 薔薇が 庭の 入口近くまで 植えられている…

2020年3月号の『聴く』

この庭は小鳥たちがたくさんやって来てバードウォッチングにも最適なのだけど、私の技術ではなかなか写真には撮れない。

『聴く』12月号

〈 聖書を読む 〉マタイによる福音書26章26節 イエスはパンを取り、祝福してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「取って食べよ、(マタイによる福音書26:26 口語訳) 10月の聖書を読む会は、〇〇〇さんの要望で「聖晩餐」について話すということでした…

夏の匂ひを

ドアノブに夏の匂ひをさげゆきし 二階に居てインターホンに気づかないでいた。 玄関のドアに「家庭菜園の○○です。おひとつどうぞ!!」と書き置きの入った袋が提げてあった。袋の中は夏の匂いに満ちていた。 スーパーで野菜を買ってくるとだいたいすぐに冷蔵…

一時帰宅で

潮の香の混じる六月朝の部屋 meromeropy77.hatenablog.com

新しい教会の庭木

新しい街に公園 楠(くす)薫る かつて幼稚園を併設していた教会の園庭には、 沢山の庭木が植えられている。 花を切ろうとしていると、かすかに良い香りがする。 私に馴染みのチェリーセージはこんな香りは漂わせない。お隣のこれには?香りはない。 ふと目…

復活!

抜き置きし野芥子開きてイースター 30年ほど前に作った俳句擬き。 イースターなので、 駄目になった柄の部分を作り直して途中で放らくりっぱなしにしていた鍋の 元々ついていたネジを小さいのに変えて 復活させた。 ヒバの棒を買って来たので湿気に強いだろ…

マツバウンラン(Linaria canadensis)

揺れているサイドミラーに松葉海蘭 捨てに来た焼きに来たクリンセンターの隅に群れ咲くマツバウンラン マツバウンラン 松葉海蘭(Linaria canadensis)

水音(みなおと)に

水音に椿浮かべり石の神 梅の香の飛び交ひてけふ忌日かな

ヘンレのわなのわなとは罠か?

ヘンレのわなのわなとは罠か 塩の加減を考え倦む 「ナトリウムが足りなくなると体はそれを感知してナトリウムを再吸収しようとしますか?」と主治医に確認したところ、「そうですね」という答だった。 「ナトリウムの値は理想的なので塩は控えなくてもいいと…

〈 聴くということ 〉ー 「聴く」1月号から

〈聴くということ〉というテーマで3回にわたって書いてきた。 静かなる祈りの堂に春の風 はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。 二人または三人がわ…

すべてには終はりがあると雷(らい)、告ぐる

はてなダイアリーが来年の春で終了するということで、はてなブログに引っ越さなくてはならない。 面倒くさいなぁと思って、ブログ生活もお終いにしようか?ついでに人生もおしまいでもいいんだけど等と思ったりしてしまうのだが、自分で死ぬほどの気力も体力…

淡々(あはあは)と

まっしろな豆腐を水に放ちたり娘が家を出ていった朝 今井恵子『渇水期』 Amazonのレヴューで紹介されたこの歌を見た時、「豆腐の白」が胸に沁み入るようだった。 そして、この歌集をどうしても手元に欲しいと思った。 『渇水期』の最初に措かれた一首だ。そ…

「免許は取らんできたもんだから・・」

玄関あけると鳥が飛び去り猫が跳び去り冬日向 橋渡り籠に野菜を入れて来つ「免許は取らんできたもんだから・・」 野菜売りのおじいさんは三輪車で大橋を渡ってやってきた。間に合っていると言うのに夫は行き大根と葱買って持ち来る先はわたしが追いかけて行…

冬の匂ひ

懐かしき冬の匂ひや夕厨 この時の匂いは大根。二階から降りて行くと自分の作った夕餉の匂いが立ちこめていたのだった。 私は冬の台所で煮炊きされた大根の匂いが大好きだ。また、季節が巡ってきたと思う。写真は、白菜。使って使って小さくなったのが、まだ…

紅(べに)青きまで

縁取らる紅青きまで冬の薔薇 寒空の中で花開いた時はもっと青味が強かった。 下は、頂いたお菓子の「寒氷」

塩の壺と、二つの林檎

● 十二月二十八日午後二時のひかりのなかに二つの林檎 今井恵子『渇水期』(2005年・砂子屋書房) 卓上に塩の壺まろく照りゐたりわが手は憩ふ塩のかたはら 葛原妙子『朱靈』 あなたの素祭の供え物は、すべて塩をもって味をつけなければならない。あなたの素…

私の裏庭に杜鵑草の花が咲いた

長き季(とき)ふふみて咲けり杜鵑草(ほととぎす) 待ち望んで千三百三十五日に至る者は、まことに幸いである。(ダニエル書12:12)主にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようである。 ある人々がおそいと思っているように、主は約束の実行を…

風鈴

風鈴の垂れてしづけし戦争に移らん時の静けさに似て 鈴木幸輔『長風』(1954年・白玉書房) 毎日の新聞の見出しが危うくなってきた。70年あまり続いた日本の平和が終るのではないかという気配だ。といっても、戦争を知る世代が減ってゆくなかで、戦後生まれ…

秋の陽差しに

さっきから秋の陽差しに留まってる写真を撮りながらだんだん近づいていったら、飛び立ってしまって、こんなところに・・。 主よ、わたしの神よ、あなたは大いなる方。栄えと輝きをまとい 光を衣として身を被っておられる。…。雲を御自分のための車とし 風の…

木菟(づく)の声

夏の夜や湯上がりに聞く木菟の声 夜の九時前後、裏山で、五月の終わりから六月にかけて、毎日のように梟だか木菟だかが鳴いていた。フクロウやミミズクは冬の季語になっている。歳時記には、「冬の夜にこの鳥の声を聞くと、凄惨な感じを受けるというので、冬…

花の多い季節

羽化したるばかりの翅を伸ばすごと花菖蒲開(さ)く朝の光に 右はかきつばた。もしかしたらアヤメかも知れない。長老はカキツバタを植えたと言っておられたが?絣のような花びらで初めて見るような花だ。金曜、土曜と咲いた一番花が日曜にはすぼんで、今朝二…

夏蜜柑と牛乳

いただいた夏蜜柑を剥こう今日は私の一日の達成課題のなんとたわいの無いことだろう。昔は、すっぱいすっぱい夏蜜柑があった。隣近所からのお裾分けで貰った夏蜜柑は本当にすっぱかった。祖父の家には実のなる木は植わっていなかった。祖母が剥いておいてく…

日本語(ことば)等とうの昔に死んでいる

ホトトギス山を拓きて建つ病院数多なる研修医をり蛙鳴く鳥帰る如く主治医も帰りゆくおとなへば病棟巡りつばめ飛ぶ黒き背を見せて燕の低く飛ぶ白き胸見せて燕の飛び過ぎぬこうして地方は切り捨てられていく。 日本(ことば)等とうの昔に死んでいるこの政権を…

春の雨ふってる

春の雨ふってる夫(つま)は起きて来ず このところ雨が続いている。 朝もごろごろゆっくりしていたいのなら、そのままにしておいてやりたいと思うのだが、寝たまま死にかけているかもしれないので、見に行く。 実際、娘の高校時代、宗教主任だった先生の奥様…