淡黄のめうがの花をひぐれ摘むねがはくは神の指にありたき 『薔薇窓』「葛原妙子48」で私は、最晩年の病の後、妙子が自分が歌人であったことさえも忘れていたと、川野里子=著『幻想の重量−葛原妙子の戦後短歌』(木阿弥書店)の中で森岡貞香氏によって語…
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