風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2013-03-28から1日間の記事一覧

どんな時にもっとも悲しいと思うだろうか

どんな時にもっとも悲しいと思うだろうか、と考えた。すると、目の前で悲しんでいる、苦しんでいる人を慰めることが出来ない時に自分はもっとも悲しみを覚えるのだ、と思った。 こちらに帰って来て二年目に、鬱で教会員が自殺した。病気で礼拝に出られないこ…

ゲッセマネの夜

涙を流すには明るすぎるから電気はつけないでおこう 夕闇の流涕も無き悲しみにわれはふれえずふるる手もたず イエスはひどく恐れてもだえ始め、彼らに言われた。「わたしは死ぬばかりに悲しい。・・」(マルコ14:33~34)

春ともし

春ともし闇より浮かび来たるものユダは、一隊の兵士と、祭司長たちやファリサイ派の人々の遣わした下役たちを引き連れて、そこにやって来た。松明やともし火や武器を手にしていた。(ヨハネによる福音書18:3)

春の鶏(とり)啼く

かたはらにかたはらにゐるそれだけの君を哀しむ人のこころよかたはらにかたはらにゐるそれだけの君を捨て去る春の鶏啼く そのとき、ペトロは呪いの言葉さえ口にしながら、「そんな人は知らない」と誓い始めた。するとすぐ、鶏が鳴いた。(マタイによる福音書…