風と、光と・・・

すべての人を照らすまことの光があって、世にきた。(ヨハネによる福音書1:9)

2012-03-26から1日間の記事一覧

イザヤ書6章9〜13

主は言われた。「行け、この民に言うがよい よく聞け、しかし理解するな よく見よ、しかし悟るな、と。この民の心をかたくなにし 耳を鈍く、目を暗くせよ。目で見ることなく、耳で聞くことなく その心で理解することなく 悔い改めていやされることのないため…

葛原妙子12

十字架を組みたる材はなにならむ荒れたる丘の樫のたぐひか『原牛』 葛原妙子は、この短歌の「荒れたる丘」をどことして頭に浮かべていたのだろうか。イエスが処刑されたというゴルゴタの丘であろうか。ゴルゴタの丘はエルサレムの城壁の外にあったと言われて…

葛原妙子13

十字架を組みたる材はなにならむ荒れたる丘の樫のたぐひか『原牛』『葛原妙子全歌集』(砂子屋書房)の中にこの短歌を見つけた時、私は、妙子が「樫」というのをどういうところから発想したのだろうと考えた。そこで聖書の中で樫の木がどのように記されてい…

キリストに十字架への道を指し示した人達

ある時の牧師不在の祈り会での担当長老のお話が興味深かった。マタイによる福音書16章13節〜19節。 イエスは、フィリポ・カイサリア地方に行ったとき、弟子たちに、「人々は、人の子のことを何者だと言っているか」とお尋ねになった。・・。シモン・ペトロが…